原因と対策

先週末、ごく狭い世界ではあるが、トレラン界では
一大イベントであるUTMBが行われた。

昨年までは、自分も参加した一人だった。
WEB上に映し出された映像を見る限り、
終始、天気はよさそう

日差しは強く、一面大変だったかもしれないが、
景色はいいし、気分も晴れやか
よかったよかった。
翻って、自分‥
相も変わらず鵞足炎の違和感に悩まされ続ける。

本来、畑薙~大浜ロング走参加予定の30日も走ってみたが、
5Kほど走ったところで、軽い痛み
ひどくなる前10Kほどで走るのをやめた。

安静にし始めてから約2週間。
ここらで停滞した状況に変化を加えるべく、
新たな治療院を訪れることにした。

いろいろ調べてたどり着いた、藤枝市にある治療院。
スタッフの多くが、高校や実業団のサッカー部帯同の
トレーナー経験があるらしい。
つまりスポーツに特化した知識と治療法を有していると考えられ、
それはつまり、ボクにも的確な原因やアドバイスをいただけるのでは
ないだろうか?

とにかくきっかけのほしい自分は、大雨の中、そちらにお邪魔した。
問診の後、マッサージを施され、原因と対策をご教授いただく。
きれいな施設と丁寧な対応で好感の持てる治療院でした

 原因
 筋肉が固い(はっているそう)。固くなった筋肉が
骨との結合部分の腱をひっぱっている。
 フォームに問題あり:施設内を少しだけ走ってみたところ、
蹴りだした足が外側に振れているとの指摘を受ける。
外に力の逃げた脚は、内に向かって着地を行い、それは
ひざの内側にストレスをもたらす。

 対策
 ストレッチ:ふくらはぎと骨盤回り。
 強化:内また筋肉と骨盤回り。
 フォーム矯正

その場ではフンフンと聞いていたが、
帰る道すがら、改めて考えてみる。

 筋肉が固いのは今に始まったことではない。
もちろんけがの原因にはつながるだろうが、それは今回の件からは
とりあえず除外してもよいのではないか
 内またや骨盤周りの筋肉が弱いという指摘も、
今更‥という気がしないでもない。
なんだかんだ言ってもこれまでは大丈夫だったのだから。
けれど強いというわけでもないだろうから、ご指示通り筋トレは行おう。
 ヒザを痛めた直接原因は「おんたけ100マイル」。
おんたけ以前に左足指を剥離骨折し、患部をかばうように走ったら
腸脛靭帯炎になった。
おんたけ当日は左足の腸脛靭帯炎再発を危惧するあまり、右足に負荷がかかり、
結果、ヒザ内側を痛めた、という流れだ。
 これまで、散々走ってきて、ヒザの不調に悩まされたことは
なかったのだから、フォームについて問題はないだろうと考えていたのだが、
いろいろな怪我を重ねているうちに、フォームの微妙な変化はあったのかもしれない。

おまけにレース中は親指の爪が死亡(激痛)、疲労による脚全体の筋破壊など
もろもろの痛みがあったから、それらを考えてもフォームに乱れが生じたのは
無理からぬ話。

幸い炎症はほぼ収まっているらしい。
走ることについても特に控えることもないようだ。
もちろん痛みが出たら、控えなければいけないけれど。

なので、フォームに変化を加えながら、改めて走り出そうと思う。