良い方向

農道ラン3周(6)

「おんたけ100マイル」でひざを痛めてはや1ヶ月半。
走ったり休んだりを繰り返していたが、状況は芳しくない
芳しくないどころか今月のUTMFに向けた調整、という意味では
すでにアウトな気がする

先週、新しく訪れた治療院で、右足接地後の足が外側に流れているとの
指摘を受けた。
他にも「ランニング障害改善BOOK」という本に記載してある
鵞足炎のためのフォーム矯正法を参考に、フォームの改善を試みた。

 矯正法
 両肘をわきにつけ、肘を支点にカラダの前で両腕をぐるぐる回す。
まわす方向は反時計回り(左足を痛めている場合は時計回り)。
左右の足を踏み出すタイミングで、腕も同じ向きを向くように回す。

 蹴りだした足が外に流れないように、意識する。意識しすぎてより内側に流れてしまうと、腸脛靭帯炎の危険性もあるので注意が必要。

 インソールを変えてみる

 効果
 回す腕の遠心力でカラダが振れる。反時計回りだから左側に重心が移動することになる。これが自分でも驚くほど左に振れる
これまで随分と右半身に重心が寄っていたということなのだろう。
思い返してみるに、左足かかとの足底筋膜炎⇒左足指の骨折⇒左足の腸脛靭帯炎と左足に障害を抱える事態が相次いだ。これをかばうべく右足に負荷をかけ続けた結果が今回の鵞足炎であり、重心を右にかけ続けた理由かな、と思う。

 これは意識さえすれば、簡単。内に寄りすぎて腸脛靭帯炎の気配がしたら、改めて考えればよいだろう

 治療というより予防ということで。以前より、普段通っていた整体で偏平足であるとの指摘を受けていた。
いろいろ調べてみると、かかとというのは多くの人が過回内または過回外の状態らしい。つまり内側あるいは外側に倒れこんでいる状態。それを強制するのがインソールの役割であり、ケガの予防につながるのだそう。
そんなわけで、持ってはいたが使っていなかったインソールを引っ張り出して装着した。

 結果
あら不思議、走っても痛みは増さない。まるっきり痛みが引いたわけではないが、悪くなる気配もない。痛みは炎症や損傷によるものだろうから、やがて治癒に向かうかと思われる(ここは楽観的に考えておく)。
であれば、フォームは右足に負荷をかけないものに変わってきたのだ。たぶん。
週末に農道を30Kほど走ってみても、悪くならなかったのだから、このまま通常の量を走ってみても構うまい、と判断する。

ただし、問題もある。
30K走った時の疲労度が半端ない。
長いこと、走っていなかったのでスタミナがすっかりなくなっている
‥UTMFはどうなってしまうのだろうか?