脱物欲

22日 農道ラン&裏山トレラン 35K
23日 賎機山トレラン 27K

突然だけど、ミニマリスト的なものを志向している。
ちなみにミニマリストとは必要最小限のモノで生活する人たちのこと。
世間では流行語大賞の候補にもなっているらしい

以前からモノに対する興味は大いにあった。
ファッションや書籍、CD等々。
時間とお金をかけて、随分と数を増やしていった。

反面、欲望をさらけ出すことに、後ろめたさを含んだ羞恥心なんかも
感じたりする。
貧乏性ゆえなのか?それとも、古風なのか?ただ、やっかいな性格なのか?
おまけに諸所の出来事を複雑にする一因ともなっていた。
まあ、これは“断捨離”をテーマにした書籍を読んで腑に落ちたことだったのだけれど

結局のところ、多くのモノを手放した。
衣服‥約70%、CD‥約98%、書籍‥約99%など
ミニマリスト」と呼ぶには程遠いけれど、モノ持ちでもなくなってきた
スッキリすることが増えたし、様々な場面で取捨選択が上手になった(気がする)。

と・こ・ろ・が
すべてが、一朝一夕に変わるわけではない。
ボクは相変わらずモノ好きで、格好いいモノ、高品質なモノを見ると、
ついつい物欲が湧いてきたりする。

普段の生活面では、ある程度自制できているので問題にはならない。
ところが、趣味の世界となると‥

走り始めて、さらにトレランに夢中になってくると、
物欲の琴線に良い加減で触れてくる誘惑に身をゆだねることになってしまった。
ザック、シューズ、ウェア etc‥
レースの状況に応じた商品が次々に現れ、どんどんと使い勝手がよくなっていく。
スポーツのジャンルとしての態をなさなかったトレランが、
スポーツ産業の面からもビジネスとして成立し始めた時期と、
ボクがトレランを始めた時期が重なっているのも、運が悪かったのか?

もちろん、そうした中でも自問自答する機会もあったわけだけれど、
抑えの利かない40代

これは完全に言い訳になるのだけれど、使い勝手の良い悪いは
使ってみなければわからない。だから買ってみる。

ただし、完全にメーカーの思うつぼである

ここは自分の好みやメーカーの思惑?を見定め、
本当に自分に必要なものだけを選択し、
不必要なモノをそぎ落としていかなくちゃ、と考えている。

A・クルピチカのように、トレランの世界でもミニマリスト
呼ばれる人はいるわけだし。
(物欲面からみるのとは意味が異なるが)

自戒を込めて、購入物はなるべくここに列挙することにします‥これから。