野辺山ウルトラマラソン ~その②

 スタート後
スタート後、しばらく平たんな道を進む。
当日は天気が良く、雲はほとんど見当たらない。
ローカル線を横に見つつ、視界に広がる草原、その先には八ヶ岳

景色を愛でながらノホホンと走っていたが、やがて未舗装路に入り、
斜度も増していく。

 ここで考える
普段心がけている「エアロビック運動」でのボクの許容心拍数は133。
仮に133を上限とした運動で、ボクはどれくらい走れるのだろうか?
フルマラソンは150前後まで上げていると思われるので、それ以上の距離は
走ることができるはず。ならば60K?70k?100Kまでは持続できないだろう。

楽観的にエアロビック運動内で100Kを走破できると仮定しても、
今回のように起伏のあるコースの場合、133を堅持することはひどく困難となる。
上り坂なら、簡単に133を超えてしまうし、下り坂ならその逆。

そもそも133で100Kを走破することは無理と考えているので、いかなる局面でも
133を超える走りをしてはいけないのでは‥と考えるのだけれど‥

心拍計を見ると140台に上がっているしっ
序盤だから、大変なペースではない。無理しているつもりもないのだけれど‥。
でも、133を堅守しようと思えば、歩いているのと大差ないペースになってしまいそう
どうするオレ?

 今回の判断ミス①
目標値を意識しすぎて、ペースを優先してしまう。
苦しくない程度に、ペースを維持することにする。実際のところ、これ以下で走っていたら、
目標タイムとは早々にお別れしなければいけない。
(ということは、そもそも目標設定タイムに無理があったわけだけれど

20K地点まで登り、そこからは下り。
意識的にペースを上げることはせず、けれど無理に落とすこともせず、
淡々と進む。

補給は各エイドの食べ物をまんべんなく摂るようにする
水分もこれから先の気温上昇を見込んできちんと摂取