静岡to土肥~その②

 沼津~土肥
ここからは未知の世界。
元来インドア派のボクは、ほとんど伊豆に行ったことがない。
「IZU TRAIL JOURNY」で2回伊豆に行ったけれど、
それを含めても3~4回ほど‥
○井さんは家族サービスで何度か脚を運んでいるようなので、
その経験とGOOGLEの力を借りて先を進む。

最初は海沿い
しばらくして、内陸に入り修善寺を目指す。
ボクと○井さんは比較的走力が近いこともあり、
気持ちの良いペースで走れるようになった

しかし、気温はぐんぐんと上がっていく
日差しが強く、暑いので、コンビニによるたびにアイスを食べて過ごす。
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暑いと食欲もわかない。
食べないと走れない、という悪い流れが始まる。

 ただ今回はエネルギー切れになることはなかった。
走るペースや距離にもよると思うが、最近、ボクは燃費の良いタイプではないか、
と感じる機会が増えている。
なので、補給について必要以上に過敏に反応しなくてもよいのではないかなと。
このことに関しては、これからの超長距離企画でイロイロと試してみたい。

修善寺を過ぎて伊豆市に入ったところで、海へ進路を取り”船原峠”を越える。
ダラダラと10K弱の距離を上り続けるわけだが、暑さと疲労が重なり中々の大変さ
心拍数を上げない程度に走っていたが、ふと、
これこそが100マイルレースにおけるペースではないかと思い至る
これまでの100マイルレースでは全体の距離感がつかめておらず、
自らの走力の限界も測りかねていた。そしてつぶれるパターン
「100マイルレースは100Kを超えてからが勝負」とはよく聞くセリフだが、
今まさに100Kに届こうとする場面で、疲労があるとは言いながら、
走れないペースでもないこの感じ
ひょっとして何か掴んでしまったかも

走り方も昨年くらいから「気(チー)ランニング」という書籍から覚えた走り方を
意識していたが、それがしっくり来ている感じがある。

今この瞬間、オレ悟った~
もっとも、すぐに忘れてしまうだろうが

長い長い船原峠を越えたら、あとは下り
眼下にゴールとなる海を見ながらペースも上がる。

結局、予想より多い111Kを走破してゴール
風呂場が畳敷きという宿のお風呂に入り
帰りはフェリーでまったり帰宅
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 フェリーでもらったクッキー

フェリーは最終便が5時過ぎで、問いに到着したのが15:30だったから、
それほど余裕のある到着ではなかった。(食堂も中休みでしまっていたし
次回(があれば)は、もうちょっと早めに出発した方がよいかも。
大変ではあったが、こうしたのんびりした企画はレースに参加するよりも性に合っている気がする。
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土肥で食べた”わさびアイス”。甘いけれど後味が辛い
美味しいかどうかは‥