深夜0時、岡崎市のホテルに到着。
もう何もする気力もなく、シャワーを浴びて、すぐさま就寝。
約4時間後に起床。
ヒザを痛めた(そりゃ痛めるだろう)〇井さんを除く3名で早朝の岡崎をスタート。
寒さは相変わらずだけれど、陽の光があると、気持ちも上向きになるし、
休息をとった分、カラダもいくらか持ち直した感じ
代わり映えのしない幹線道路を順調に進む。
しかし約30K地点あたりから腰が痛みだしてきた。
この痛みは経験があって、走り始めのころ少し疲れがたまってくると、腰(というかお尻の上)が痛みだしてくる。
疲労性の鈍痛と思われる。実際走らなければやがて治る。
でも、今日は、まだ60K走らなければならない。そして明日は100K‥
走れないことはないが、痛みは徐々にひどくなり、おまけに腰回り全体に広がってきた。
信号待ちのたびにマッサージをしてなんとかごまかす。
お昼になったので、沿線沿いのココイチに入店した。
3人で今後のゴール時間を考えてみるが、今のペースでは22時頃になる予定‥
普段だったら、残り50Kを9時間なんて要しないメンバーだと思う。
だけど、今の体力ではそれが精いっぱい。
そして今回懸案の夜の寒さ。
気力体力がすり減った状態で、あの寒い夜を迎えることを想像しただけで、3名とも完全に戦意喪失‥。
結局話し合いの結果、残り20Kほど走った先の桑名駅で終了することにした。
こんな状態でなぜさらに20K?というと、前回の「東京タワーツアー」が約200Kだったので、せめてその距離を越えたいという〇山さんの希望によるもの。
う~ん、さすが末期の刺激中毒者。タダでは起きないな~。
完走へのプレッシャーもなくなり、日が暮れる前には走り終えられるという安心感もあって、その後はリラックスしながら桑名駅に向かった。
桑名駅から予約してある鈴鹿のホテルに電車移動し、先乗りしていた〇井さん(ボク達とは別行動で20K歩くも、ヒザ痛悪化により途中から電車移動)と再会し、打ち上げ(何の?)。
すっかりリラックスした4名は深夜2時まで呑むことになった。
翌日も、ゆっくり起きて、ゆっくり帰って、今回の企画は終了。
1日目160K、2日目60Kの計220K走った。
今回の反省点
時間的にタイトで詰め込みすぎの企画は精神的余裕がなくなる
寒さ対策は万全に(寒い夜に半パンandミニスカは厳しい)
疲弊した時のボク自身の余裕のなさについて考えなければいけない。ネガティブな思考に支配されてしまい、それを止めることができなかった。我ながらひどいな、と思うレベル。
良かった点
コンビニ、食堂等に何度となく立ち寄り補給を行ったが、食べた内容によりカラダの変化を感じることができた。
おにぎりは無駄なくエネルギーに変換されている感覚があった
甘いものは一気にエネルギーになるのを感じるが落ちるのも早い
肉は繊維質が多いせいかおなかがモヤモヤする。
反省点にもつながるのだが、疲弊した時の気持ちの流れや持ちようがわかったこと。
実際に、こうしたことはそれなりの状況下でないと体感することができない。
そして、それなりの状況を作り出すことは中々できない。
いずれ、別の形で長距離ラン企画は続くと思います