2011おんたけウルトラトレイル100K~その2

2011おんたけウルトラトレイル100K~つづき

 第一関門~第二関門

夜も段々と明けてきて、視界もよくなってきた。
天気予報では今日も気温が上がるそうなので、涼しい今のうちに
距離を稼ぎたい、がもはやお疲れモード‥
やはり第一関門まで飛ばしすぎた‥。
今回自分の中の決め事として、たとえ歩くのより遅くとも走り続けようと考えていた。
この頃になるとランナーも大分ばらけてきていて、他の人に会うこともまれとなっている。
僕自身は(ここまでは)決め事どおりに走ってはいたが、まあ実際遅くて、まれに会う
ランナーは僕を追い抜いていく人ばかり
湖の周りを走っていたようだけれど、視界がよくて、コースのずいぶん先まで見えてしまう。
すると気持ちが萎える。そこをがまんして黙々と上り下りを繰り返す。
ただガレ場でもひどいところは足を取られて、ろくろく進めない。
ただでさえ遅いところに持ってきて、足をとられるとなるとこりゃ歩いたほうが早いのでは?
‥とまあ言い訳がましいことも考えたりして、決め事をあっさり破ってちょっぴり歩いたりする。
それでも足場がよくなったら走り出したりして。
これまでも登りでは「ハムスト・ハムスト~」とハムスト筋を意識した走りを心がけていた。
心がけがよかったのか何なのか、見事?ハムスト筋とその周辺が痛くなっていた
下りは下りで、足場を選び、慎重に走りはしたが、石を踏まずに走りきるなどということはできず、
やっぱり足裏を中心にふくらはぎ、太もも側面などが痛み出す。
この時点で満身創痍。あと40Kくらい。これからどうなるんじゃろ?
あ~早くエイドにつかないかな~。とそればかり考えていた。
すると、高低図より早い段階で第二関門に到着。いや~うれしかった
ここで預けてあったジェルを受取り、エイドのおにぎりを食す。
しかしこれがまた見た目以上にずっしりしていて、結果、胃がもたれてしまった。
やっぱり、少し弱っていたのかな?エイドではこれだけ頂いて次のステージへ⇒