京都半周トレイルラン~その1~

京都半周トレイルランに参加しました。

もっとも楽しみにしていたレースです。
レースであるからして、ある程度は自分を厳しく律しながらも、
楽しめたらよいなと思っていました‥が。

先週上の原でのふがいない結果を受け、個人的なリベンジの意味も含めて、
少なくとも完走だけは遂げたいと、心に誓ってレースに臨みました

誘導はなし。たよりは分岐ごとの京都一周トレイルの標識のみ。
一応地図で分岐の確認をし、「キョリ測」で標識間の距離を測り、
メモ帳に記入、片手に持ちながらの走行となります。
ただ正確なところは試走もしていないので、当てにはできず、
道に迷う心配大いにあり

 スタートまで
前日、仕事終わりで新幹線に乗り、京都前のホテルへ。
ゴハンは車中ですませ、10時くらいにとっとと寝ました。
3時起床⇒タクシーで伏見稲荷
すでに何人かのランナーさんがたむろしていました。
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夜の神社に集う120名のランナーは
知らない人が見たら不気味だったと思われます

ちなみに【装備】は
バック‥ホグロフスのウェストポーチ
バックパックは行き帰りの荷物になりそう、という横着な考えでこれに
 あとで泣きを見る)
フラスコ‥ショッツ4つ分を一つのフラスコに
あと
ボトル500ml×1、地図、磁石、ハンカチ(コンビニに入ったとき
汗まみれの手でお金を渡すのがはばかられるので)
アメ5個、ティッシュ、3千円くらい入った財布、ハンドライト

 スタート~四つ辻
5:00スタート。いきなり千本鳥居の階段。なんとなく先頭を走る集団の
後ろに位置してしまった。まずい‥
事前に決めておいた心拍数140台のイーブンペースがのっけから崩れていく。
メモ帳には”しばらくして「こだまヶ池」を左折その後、三つ辻”を書いてあるが、
そのまま三つ辻へ。
あれっ「こだまヶ池」は?やっぱり平面の地図と実際とは大違い。
ちなみに翌日の日中に再度伏見稲荷に行きましたが、「こだまヶ池」は
確認できませんでした
そのまま400段あるという四つ辻への石段へ。前の集団に少し離されたな~、
と思っていたら次の分岐を見失いました。後方から来たランナーさんが
教えてくれた先にはイメージ以上に細い分岐が‥。
やばい‥少なくとも山に入るまでは絶対に前についていかねば道に迷う‥。
計画した心拍数うんぬんの話はいったん無視し、とにかく集団についていくことに。

 四つ辻~日向大神宮
案の定、街中の標識は目に付きにくく、必死についていくことにする。
そして僕のイメージより標識間の展開が速い。
泉湧寺~剣神社~清水山~将軍塚~ねじりマンポ~日向大神宮
ここら辺りで、段々と集団がばらけ始める。

フラスコはマジックテープで固定していたのだが走るときの衝撃で
落ちてしまい、以降ゴールまで手に持つことになる。
片手にメモ帳、片手にフラスコ。これは地味にストレスになった。

 日向大神宮~ロープウェイ比叡山
大文字焼きの上を通って、銀閣寺まで一気に下る。
ここいらのどこかで、散歩中のおじさんから「あんた9位」
と告げられる。まずい‥完全に居場所を間違えている。
こんなところで格好よく一桁順位で走っていてはいけない。
銀閣寺にて水を1本購入。バプテスト病院からロープウェー比叡山の駅まで
登り。ここから次第に馬脚が現れ始め、スピードダウン
何人かに抜かれ、へとへとになりながら駅へ。

 ロープウェイ比叡山~チェックポイント
自販機でスポーツドリンク1本購入。
ここらで僕より年配と思われる方に追いつかれ、少しお話しする。
この方めっぽう登りに強く、ヒョイヒョイ走っていく。僕歩く
それでも下りは走り、延暦寺を経て、ドライブウェイ沿いに水井山、横高山を登る。
地図にもあったがここらが今回一番の急登らしい。案の定、お話していたランナーさん
の姿が見えなくなる。あとは一人旅。
山を越えて、東海自然歩道に入り下りへ、ここはここでガレているし、前日までの
雨で滑りやすい。慎重に下る。
トレイルが終わり大原の家並みが見えてくる。しかし行く手にフェンスの壁‥。
どうやって通るかしばし悩む。出入り口と書かれたところはロープで施錠されている。
でもここを通らなければ向こうにいけないし、通行禁止とは書いてないし‥。
結果ロープを外して通り、(一応)ロープをかけて通り過ぎる。
お~先に見えるはコンビニ
スポーツドリンク、水、ウィダーインゼリーを購入。
休憩もそこそこに、舗装路をチェックポイントへ。
舗装路は暑くて、体力を奪われる。走る速度も一気に落ちる
それでもチェックポイントへ。12位と告げられる。

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