装備について~食糧編~

GW中は大したこともできなかった。少なくとも走力面では。
そういうわけではないのだけれど、STYの装備を揃え始めた(遅いかな?)。

とりあえず今回は食糧について。
先日のベスパ講習会にてレース途中の補給の大切さはある程度理解できたと思う。
レース前のカーボローディングについて、食物繊維、動物性脂などの摂取による
消化について、アミノ酸の効能や摂取のタイミングなどなど‥。

レース前日くらいからは当然気遣うとして‥、レース中も当然‥。
聞いてさらに考えてみるにUTMBに行く(として)僕は一体何を食べるのかな?
フランス着いた~
レース前 ⇒ 気を使って食べ物制限
レース中 ⇒ 気を使って食べ物制限&どうせ疲れて食べられなくなる
レース後 ⇒ 疲れ切って食べ物のど通らず
出国
フランス行って、ご当地のおいしいものを食べずに帰ってくる‥。決して渡航回数の多くない自分。
これからもそうそう渡航しないであろう自分。
UTMBに対するモチベーションを差し引いて考えればこれは非常に気の滅入る話である。

と、UTMB、ハセツネなどでも共通する悩みとなるのだが、STY、ハセツネくらいなら、ジェルを基本
にして頑張れそうな気がする。実際ハセツネはジェル(ワンセコンド)のみで通した。
ここの所、おなかの調子に不安を抱える僕としては、今回もエイドの食べ物に一喜一憂せず
なるべくやり過ごそうと考えている(もったいないけれど‥)。

以前にも書いたが、ジェルの効果と重量を考えた場合、ベスパ斉藤さんが推奨していたのは
パワージェル、ショッツ、ハニースティンガー。僕にとってはどれも決め手に欠ける。特に味‥。
そこでGW中にショッツを買ってきてクエン酸粉末を混ぜて食してみた。
ショッツ1+クエン酸粉末5gでかなり好ましい味になった(甘酸っぱい)。ただ疲れたカラダに
クエン酸のようなある種体内をつくような酸味は吐き気を催す場合もありそうな気もする。
混ぜ物を換えたり、水分で薄めたりといった方策もあろうが、やはりワンセコンドが最も
てっとり早く安心なような気がする。少なくとも僕にとっては。
ベスパ斉藤さんもおいしいと思えるものは消化も早いと言っていたし。

仮にワンセコンドとして、今度は容器の問題。
なるべく手軽に摂取するには、取り出しやすさ、食しやすさは重要事項だと思う。
何事にも億劫がる僕はそれだけで、食べるのを怠る可能性が十分にあるからだ。
ザックは仮想UTMBとしてマティアスザック(自称です。キリアンザック12ℓのこと)。
僕としては前部ポケット部分に、6時間分くらいのジェルを用意しておきたいと考えている。

収納方法 パッケージそのままで収納
収納方法 ソフトフラスク(8oz)×2本にパックし収納
収納方法 ソフトフラスクよりも大きな、例えばペットボトルのようななにか

について⇒数が入らない。パッケージのふちが鋭くザックが破ける可能性あり。
テープ等でコンパクトにしても、限りあり。
について⇒食しきった後の補充が問題。その補充方法について対策を講じなければ
いけない。効果的な対策があればOK
について⇒有効な容器を探さなければならない。ジェルは粘り気があるので、
ソフトフラスクのような柔軟性がないと食しにくいのではないか。
とまあ、一長一短である(はアウトかな)。もしかしたら僕の知らない有効な手立てが
まだほかにもあるのかもしれないが。

についてはイメージとして
補充用容器を用意。1本に残りのジェルを詰められるくらいの容量。
多少の振動・衝撃では中身が出ない(出たらえらいことに)。
補充容器の排出口がとがっていて、ソフトフラスクに補充しやすい。
ものがあればよい。

については
容器はやわらかく軽い。ゆえに飲みやすいもの。
そこそこの容量を有する。
思い当たるのは”いろはす”のペットボトルに、100均で売っている飲み口に変える。
飲みやすいかどうかはテストしていないのでわからない。

ちょっと実験してみよう。

そしてプラスなにか。いくら基本ジェルと言っても、長時間、しかも疲労が重なれば
食べ続けられるかわからない。きっと飽きる(飽きても食べるが)。
まあ保険的な意味合いも含めて、何かしらは持つことにする。
まずはグミ。これはハニースティンガーで問題なし。
そして味に変化を持たせるという意味で何か塩気のあるもの。
候補 ベビースター
候補 そばつゆ(原液。お湯or水はエイドで調達)
候補 味噌汁の元(お湯はエイドで調達。お湯がなければ最悪、水で
どれも味は申し分ないと考えられる。ベビースター及び味噌汁のもとに含まれる具材は
消化の問題がないこともない。少しくらいなら大丈夫かな?

ここも少しだけ思案することに‥。