プチUTMB壮行会(自分主催)

先日、友人のMさんとプチUTMB壮行会?

というか、
 トレランをはじめUTMBという対象を知り、その苛酷さが
ボクを含めたボクの周りの有象無象を変えてくれるのではないか、
まあ変わらないまでもボクの主観は変化するのではないか、という
期待の元、そこそこ頑張ってきた。

 トレランを初めてわずか2年目にしてUTMB参加
という行幸に恵まれ、さあいざと思うも、
まあ走っているうちに、いろいろな事実が表面化し‥。例えば
分かっていたことではあるが100mile走るということは100mile走る
ということだけなわけで、もちろんそこになにがしかの意味合いを持たせるのは
ボク自身ではあるのだが、ボクが100mile走り切ったからと言って
世の中がひっくり返るわけでもなく、ちょっぴりボクがなにがしかを見る
方向のようなものが変わるくらいはあるのかもしれない。

 何が言いたいかというと、当初思っていたほど、
意気込んでいない
別に不安があるとか、そういうことではない。

破壊的な衝動であるとか、身悶えるほどの欲望とか、
そうした感情が突発的ではあるにせよボク自身に襲い掛かってくるような
ことが訪れるのではないか?
であるならばそんな感情に巻き込まれることによって、自分はまた違う何かを
垣間見ることができるのではないかとそんなことを期待していた。

しかし、このタンタンとした穏やかさ‥。

 よって自分の気分をもう一度奮い立たせるべくMさんを
誘い、自分主催のプチ壮行会を決行することとなった。

Mさんとは20年近い付き合いで、ボクのどす黒い?内面を知る
絶滅危惧種並みの数少ない一人です。
クリエイティブな感性を持った方で、尊敬しています。
ボクはクリエイティブではないが、なぜか共通する好みもあったりする。
(スタート当初からタモリ倶楽部を見続けているとか、みうらじゅんが好きだとか

浅間神社のお守りをもらい(浅間神社にはスポーツ全般に関する神様がおわすらしい。
ちっとも知らなかった

近況やら、変なお笑い番組のことだとか、ボクはトレラン、彼女は現況から受けている
内面のことであるとか、もろもろお話をしました。

結局のところ、話しているうちに、なんとなくUTMBに出たいと願っていた頃
(頃と言っても昨年の事ですが‥)を思い出し、
実力なし、楽しむ勇気なし、準備(あんまり)なしのナイナイ尽くしですが、
ここは自分の存在をかけてがんばっちゃおうかな~と思ったのでした。

”勇気をもらった”だとか”感動をありがとう”だとか正直ボクにはわからない感情です。
勇気を出すのも感動するのも自分自身、もちろん他人に影響されるということはある
でしょうが、結局は身の内から出てくるものだろうから、あえて標榜する必要もないのかなと。
(すごい人を見てスゲ~な~と思うことはある)
でもボク自身が頑張るという気持ちを持って頑張ることならできるかな?
さて、せめて、各エイドの名前でも憶えておかないと