UYMB2012③　～スタート～saint gervaisまで

スタート～トレイルへ
街中の道幅は狭く、最初の内は走ったり止まったり。
ただ左右に並ぶ沿道の応援は賑やか

トップから最後の人まで等しくあたたかな応援が送られる。
2、300mくらいから集団は徐々にばらけ出す。
1.5Kぐらいすぎて街中を抜け、左に鉄道を見ながら舗装路を進む。
郊外へ出ると、道路脇で立ち止り、そこかしこで立ち〇ョンが始まる

。
それが結構な人数で、少し引く‥

。
郊外とはいえ、中々見通しも良く、民家もないわけではない。
電車が通ったら、さぞかし壮観な眺めに違いない。
確かに気温は低く、スタート1時間前から立ち続けていたら、
もよおしてきても仕方がないのだけれど‥。
もうちょっと我慢しろよ～。
しかし、ボクは目にすることはなかったが、これらのランナーの中には女性も交じって
いたらしくっ

外側を向いてしゃがむと他ランナーにオシリまるだしと
なるので、道路側を向いてしゃがみ、事を済ませていたりしていた人もいたそうな。
ボクが話を聞いた女性ランナーは目があって困ったらしい。
う～む、外国人恐るべし

。
こういった一事に関しても、若干の敗北感を感じてしまった。

お断り
このあと、各エイドごとにレポートを記載していきますが、
事前にコースが変わったこともあり、道中も一切高低図を見ることがなかった、
そのため、どこがどこのエイドかさっぱりわからなかった。
さらに夜間に走行したところは疲れも相まって記憶があいまいです。
従ってトレイルの状態とエイドでの印象や記述には誤りが多いであろうことを
あらかじめお詫びしておきます。
（あくまでも備忘録なので来年以降の自分自身にニュアンスだけでも
伝わればいいなか、ぐらいのあいまいさで記述します）

～les houches
2Kほど行くと、いよいよトレイルに入る。走れる程度の起伏がある林道を、
息を切らさない程度に走ります。
しかし、皆速い

バンバン抜かれます

。
これが世界の走りか～と圧倒されます（そんな大層な順位を走っているわけではないのだが）。
まあ、総じてレベルが高いのは確かなのですが、後々の展開から考えるに、
おだっくい（静岡弁です。お調子者というくらいの意味）が多いらしく、
前半飛ばし、後半つぶれる、日本でもよくみられるパターン。
（ボクの得意技です

）
この辺りは万国共通らしい。

林道をしばらく走ると、隣町(les houches)へ出ます。
隣町でも、そこかしこで声援を受けます。
登りの舗装路を、登ると途中で初めてのエイド。
薄暗くなってきたので、エイド脇にてヘッドライトを装着

。
このエイドでは日本人の方がおり、おむすび

を配っていた。
ボクもエイド脇でもぞもぞ準備していたら、日本語を勉強中と思しきフランス少女から、
「おにぎり

どうぞ」と渡された。ありがと～

。

les houches～たぶんsaint gervais
再び林道へ。この林道は中々の斜度であり、みんな歩きます。
林道の為、いよいよ暗くなってきました。しかし周りは中々、ライトを点けません。
歩きなら大丈夫と思っているらしい。ほぼ真っ暗だけど‥

。
ストックを取り出し、なるべく周りの流れに乗って登ります。
しかし歩いても、相変わらず速い

外国人の登りが速いという情報はあらかじめ聞いていたので、
自分のペースを守ってもくもくと歩きます。

（

これは大いに反省点であるが、高低図、ルートの確認をレース前もレース中も
一切することがなかった。初めての海外レース。初めての100mile（変更前は）。
あまりに展開が分からなかったために思考するのを放棄してしまったからなのでしょう。
ただ、このことにより積極的なレース展開ができなかったのは確かです。

）

2009UTMBでシュバイツァーさんが歩いていたと思われる道を登り、
同UTMBでキリアンがシルバノ（って言ったかな？）としゃべりながら登っていたであろう
道を登る。
でも、しゃべりながら走れる登りか？さすがキリアン。などと考えながら歩いていたら、
NHKと思われるTVクルーからインタビューを受ける。ぼやぼやしていたので
気の利いたことを言えなかった‥。カットだな