断捨離というかシンプル化

これは一般性がある性質かもしれないが、”我慢がきかない
これは個人的資質であるが”新しい物好き”、”買い物好き

本格的に走る前はよく服を買っていた。
ネット販売が一般的になってきたら、選択の幅と、時間・店員などへの
気兼ねがないことから、購買量が増えた

本格的に走りだしてから、服を買うことはほとんどなくなった。
この2年間くらいで、Tシャツ1、2枚くらいだろうか。
それまでに購入したものを着ていれば、当分買う必要もない。

思うに純粋にファッションの嗜好から買い求めていただけでなく、
着飾ることによって必要以上に自分を見せようとしたり、さまざまなストレスが
物欲に結びついていた面も多分にあった。

走りだす直前、”断捨離”について学ぶ機会があった。
学ぶというより、それに関する書籍を読んだだけなのだけれど。

もう、うろ覚えではあるが、身の回りがモノであふれてしまうのは、
自信のなさの表れであり、モノがあふれることで空間が狭まり、
物理的のみならず精神的にも風通しが悪くなり、ますます自分の
閉塞感が増していく。
息をするには、まず息をはかなければならない。
何かを取り込むには、現状のモノ達を排除しなければいけない。
みたいなことであった。

それらの言葉は一々腑に落ちるところがあり、
本を読み終わった後、かなりのモノを処分した。
書籍、服、CDそのた諸々‥。

そして、そうした行為に呼応するかのようにボクは走り始めた。
それは変化であったように思うし、満足もしている。
息を吐いたことによって、新しい空気が自分の中に入ってきたのだ。

‥のだけれど‥。
”新しい物好き”、”買い物好き”という資質は変わることがなく
年齢は順調?に重ねているわけだから、”我慢がきかない”という性質も変わることがない
よって、いまではラン関係のギアであふれかえっております
一応、消耗度も激しいため、相応に使ってはいるし、
以前のモノ買いより健全性はあるかと思われるのですが‥

何個背中があるのか ⇒ ザック
山中に誰に見せる必要があるのか ⇒ ウェア
何千キロ走れば履きつぶれるのか ⇒ シューズ
それだけ飲んだら確実に下痢するぞっ ⇒ ボトル

また”断捨離”について考えなければならない時期が
せまっています

というか今度は”断捨離”というよりも”シンプル”に、という
アプローチかな。