UTMF反省と対策

GWはぼちぼちとJOG12K~35Kくらいまで。
一度、富士宮市で飲んだ帰りに夜ッぴて走ったのだが、
20Kほども走ると、いつになく疲労感を感じ、
そこから寒い、暗い(走り始めが0:30くらいだった)、
飽きた、脚痛い、と止める理由がわんさかと出てきて、
始発が出るタイミングで清水駅でDNF

体調が戻るのはまだまだの様子。

UTMFも一週間がたち、レース直後は、これからの100マイルを
走る自分を想像し、色々な絶望感に打ちひしがれていたが、
のど元過ぎれば、というか、100マイルレースは今後も続ける
予定なので、前向きに対策を練ろうという、いつにないポジティブ
シンキングを発生させ、今回の初100マイルレースを
振り返ることに。

 オーバーペース

前半戦、特に感じたオーバーペース。
後半、鬼のような苦しみを味わったのもこれのせい、と当初は思っていた。
まあ実際、的外れでもないのであるが、それほど疲労困憊だったかな?
と自問すればそれほどでもなかったような。
スタート直後の最初の登りこそ、飛ばしすぎの感はあったが、それ以降は
極端に心拍を上げるシーンも、そ~そ~はなく、それなりの対処を
その後も怠らなければ、押し通すことは出来たのではないか?と考えに至る。
一応すばしり(100K)くらいまでは、当初のペースを保つことができたわけだし。

 補給

では、なにがペース維持に支障をきたしたか?
ずばり補給とみた!まあ大体は
このパターンにはまっていくのだろうけど。
レース中食したものを計算してみるに
ジェル約25、おむすび3つ、チョコパン約10、クリフバー1、スポーツようかん1、
バナナ約7本?、お雑煮1、きのこ汁1、レッドブル1
合計すると(多分)6000kcalくらいかな?

ちなみに計算上の消費カロリーは‥約17000kcalか
足りないね~。
チョコパンがアンパンだと仮定して、アンパンなら食べられる自信はあったのだが、
計算上54個くらい食べる予定だった。
結局どうなっていたかは分からないが、代替としてのバナナであるとか、それ以外の
モノを食べていればよかったわけで、それを食べずに、その多くをやり過ごしていたのは
自分の怠慢であった。

 荷物

レギュレーションに定められたものは、ある程度は致し方ない。
おなかPP予防に、少し厚手のタイツやウェアなどを持参したが、好天であった幸運も
あいまって、寒さに苦しめられることは皆無だった。
問題は補給食、とりわけジェル。純粋に重いし、結果余したのだから、
ただのオモリだった。

 脚力

言うに及ばず‥。自分が一番わかっとります

という問題点を踏まえつつ。

 オーバーペース
そんなオーバーペースじゃなかった、ということにしておこう
むしろ、あのペースを持続することを目標にしよう。
個人的には心拍管理をもうちょっとしっかりやりたいぞと。今のところ
”ザ・ざっくり”な管理設定なので

 補給
エイドの食べ物を最大限に頼る
とにかく食べまくるそして、携帯する。
固形食を補給し続けられるのか?また食べた直後のランで内臓の揺れは問題に
ならないのか等はこれから普段のランで実践し、試行錯誤する必要がある。

 荷物
ある程度は仕方ないとして、軽量化できるところは、きちんと考えていく。
補給用のジェルなども、エイドの固形食を取り続けられるという前提で、極力減らす
方向で考えよう。

 脚力
長い距離に対する耐性がなかったというのが、補給同様、失速につながった原因であることは
間違いない。1位の原さんがウルトラ出身であることなども考えると、ある程度
長い距離を走れる能力が、そのままウルトラトレイルレースにも当てはまるのだと
思われる。
であるからして、これから長~い距離を走る機会を(ちょっぴり)設けたい。

初めての100マイル。やっぱ走ってみなきゃ分からないことがたくさんあった。
次回にそれが活かされれば‥、というか早く活かさないと