ボランティア

このたび、ずうずうしくも「玉川トレイルレース」のボランティアに参加することにした。

今回で第三回目を迎える同大会は、地元の方々とアラジンTR部が主体となって
(で、あっているのかな?)運営している。

自分は常々、参加する側として様々なレースに参加し、それなりに、というか
思いっきり、ボランティアの方々に依存してきた。

そのたびにスタッフ、ボランティア、沿道で応援する方々には感謝している(つもり)。
大会参加者に不都合のないように、気を使い、もてなし、応援する。
すごい!えらい!優しい!etc‥
賛美の言葉が色々と出てくるのだけれど、裏を返せば、自分には出来ないな‥
ということでもある。
そもそも社会性にちょっぴりダークな部分が混ざっている自分ではあるが
(果汁でいうと1%くらいか?もしかしたら10%くらかも)、ただただ全面的にお世話になるのも
心苦しい。
ならば、せめて形を変えてでも、レースを通じて
お返ししなければ(柄ではないので口はばったいのだけれど)、
というか、せにゃいかんのではなかろうかという気持ちになり、
立候補した次第。
そして、その打合せが先日行われた。

役割としては、ある一区画の担当を任されたのであるが、
正直、ロクロク考えずにボランティアに名乗りをあげ、今回の打合せに臨んだ。
それゆえ、いざ自分が開催者側に立って、様々なお手伝いをすることを想像してみると、
何もわかっておらず、説明を聞いていて、とても不安になった‥

エイドにおける、補給食や水のやりとりは、レース参加者側からの視点で多少の想像はつくが、
ケガ人が出たとか、熱中症で倒れたとか、突然動けなくなったとか、不測事態が生じ、
それがとてもとてものっぴきならない状態であった時、自分は100%あわてると思う

ケガをして出血しているランナーがいる ⇒ チョ~びびる
熱中症で倒れたランナーがいる ⇒ すごいアタフタする
突然動けなくなったランナーがいる ⇒ 右往左往するだけで何もできない


う~ん、いかんな、これはまずいな

数百人という参加者の数と、トレランレースの特性上、ケガ等をこうむる確率を
考えれば、上記のような事態になることは、少なからずあると思われ、
幸運にも自分自身はレース続行不可能に陥ることはなかったけれど、
今後そのような展開にならないとも限らないし、レース以外でも、そうした事態になる
可能性も大いにあり得る。
トレランにおける自己責任の必要性も、そこかしこで聞かれるわけだし、
なにより、自分が慌てふためいて、ボランティアの責務を全うできないのも嘆かわしい‥。

ということで消防署などで行われている「普通or上級救命講習」でも受講してみるか?と考える。
一度聞いただけで、何ができるわけでもないけれど、知らないより知っていた方がいいよね。