トランス静岡~その①

アラジントレラン部主催 恒例の「トランス静岡」に参加。
通常は6月の梅雨真っ只中に開催される、梅ヶ島から賤機山を駆ける約50K。
基本、雨のイベント(半分ツーリング、半分大会くらい)です。

地元でのマイナーイベントであり、仕事とも重なっていたので、どうしようか迷っていた6月開催の
トランス静岡。
すぐに返事をせずとも大丈夫、と高をくくっていたら、あっという間に定員オーバー
そのため、今年第2回目となる今回の参加となった次第。

とにかく雨にたたられるこのイベント。
「雨のトランス静岡」と名前を変えてもいいほどに雨にたたられる
ただし、今回は初の9月開催。ここの所、静岡は天候が安定しているし、
ようやく楽しく走れる、と喜ぶも、まさかの台風直撃
(でも台風上陸は、本日夕方以降のはずなのだが‥)
さすが「雨のトランス静岡」何か目に見えない力が働いている‥

 スタートまで
UTMBより2週間。カラダの調子はハッキリ悪い
食事をするたびに気持ち悪くなるし、筋肉痛から継続する脚の重さは消えないし。
いや、体調がど~のこ~の言う前にクリアしなければならない課題がある。
とにかくチョ~乗り物に弱いボクとしては、梅ヶ島まで行くバスの道中をいかにダメージなく
乗り切るかが、第一の勝負
雨の中、駅に集合し、酔い止めの薬を飲んで、現地まで爆睡
おかげで酔わなかった。第一戦は勝った‥

 スタート~真富士峠(第1エイド)
スタート地点についたら、雨は激しさを増し、もはや土砂降り
もうかえって諦めがついて、すがすがしいほどに濡れる。
展望としては、あまりいい状態ではないし、コースをロストする可能性が大なので、
(去年は派手に間違えた
なんとなく、無理のないペースで誰かの後について行こうかなと考える。
しかし、登山口に来てみたら、なんとなく先頭にいる自分これはまずい
まずいけど、仕方がないからとりあえず登っていく。
案の定、歩いて登っているだけなのに、心拍がすごいことになっている
脚が重くて、苦しさも最初からひどい。
それでも、なるべく後続に迷惑をかけないように頑張って登る。
途中、鹿に会ったり、雨で少し水嵩の増した、安倍川の源流にジャバジャバ入ったり。
一旦尾根まで登ってしまえば、気持ちの良いトレイルが続く
ただ、降りた後の登り返しは、やっぱりきつい。ふくらはぎなんか爆発しそう
いくらなんでも疲れ方がひどい‥。この時点でボクを除く3名のランナーさんと同行している。
先を促すのだが、皆、ミスコースに不安を持っているらしく、ボクが先頭のままで進むことになる。
ミスコースに関しては皆がいてくれるので心強いのだが、先頭としては、自分が間違えてはいけないと、
神経を使って走らなければならない(踏み跡が不明瞭なトレイルも多々ある)。
これが中々神経を使ってしんどい。

青笹山というところでは文字通り背丈ほどもある笹の中をかき分けて進む。
9月ともなると、笹はすっかり成長して、背丈を優に越えている。
成長しているから反発力もそれなりにあるので、かき分けて進むのに一苦労
雨露にぬれた笹の葉で、びっしょり濡れるし‥。
アラジンさんが事前に等間隔でマークをしてくれてあるのだが、背丈より高い笹の葉では
それも見えなかったりする。おかげで少しコースをロストしたり。

それでもどうにかエイドのある真富士峠に到着。
お昼くらいにつければな~、と考えていたが、全然遅くて13:00頃。