ハセツネ2013~その①

ハセツネに参加
結果は11:02
事前に予想したタイムとほぼ同じ。
現実的に無難に考えて一度頭の中でめぐらした予測というものは
新鮮味も面白みもなく、自分が凡庸な存在であったことを
再認識しただけだった。
とびきり良くはなく、さりとて悪くもなく、つまりなんとなくモヤモヤとした結果。

レース展開自体は悪くなかったと思うのだけれど‥。

 スタート前
前日に東京に行き、買い物でウロウロとする
レース前に買い物でウロウロ歩き回る習慣は止めるべきではあるのだが。
30%OFFの誘惑には抗えず‥。思えばここが一番盛り上がったか。
その後、早々にホテルに戻って就寝。

8時半頃に現地到着。
まだ体育館には空きがあるが、9時過ぎには次第に空きスペースも埋まり
喧騒といった雰囲気となっていく。
いそいそ支度をしているとザックの下部が湿ってる‥
どうやら、ハイドレがもれているらしい。
しかし、それほどひどいものではなく、レースには耐えうると判断し放置。
ただ、心配ではあるので、予備に持参したソフトフラスクに300mlほど
水を補充してスタート地点に並ぶ。

 ちなみに今回の装備
ウェア
パタゴニアのランシャツ、ランパン。ベースレイヤーなし(天気よかったので)
シューズ
Inov-8のbear200にスーパーフィートのインソール(グリップ重視)
ザック
Newキリアンザック5(生地が伸びるので結構入る)
ライト
ジェントスのヘッドライト(200ルーメン)とハンドライト(150ルーメン)
補給食
ジェル9個(メダリストとかクリフバーとか)
スポーツ羊羹2個、カロリーメイト3個
(全部、家にあったあまりもの)
塩熱タブレット(現地購入。うち10粒ほど携帯)
ハイドレ1.5ℓ(リプレニッシュ2袋入り)、ソフトフラスク500ml(ジュース)
ソフトフラスク300ml(追加した水)
その他
ウィンドブレーカー、予備電池、携帯、現金、保険証、バンソコウなど

ザックを背負うと、ハイドレ内の水圧の変化のためであろう、水漏れがスピードアップ
絶えず水滴が滴り落ちてくる状態に‥
自分はもちろんのこと、他人事ながら周囲の方々も気になったらしく、
開会式最中にも関わらず、何人もの人に水漏をご指摘いただいた。
どうもありがとう。心配掛けてスミマセン。

今回はあわただしくスタートした昨年とは違い、10分前には整列完了。
比較的前方に並ぶことができ、これが登り口での渋滞回避の一助になればと願う。

※渋滞回避のために必要以上に前方に並ぶことはしていないと思う。
少なくとも過去の同大会や、別レースでの結果から類推される順番以降くらいには
並ぶように心掛けてはいるつもり。

なにせ今回は
①序盤は抑えて心拍上げず
②中盤以降も心拍数を維持しつつ
③もっとも苦しい御前山を超えたあたりから徐々にスピードを上げ
④最後の難関、大岳山を越えた下りからラストスパート
というナイスな作戦(というほどでもないのだけれど)
そして大体において、この種の手回しのよさげな計画は絵にかいたモチになる

 スタート~浅間峠

とにかくロードは焦らずジョギングペースで。そしてザクザク抜かれる
最初の上りも焦らず焦らず。そして渋滞にはまる。
ここまでは想定内
ところが今熊神社を過ぎても、所々で渋滞発生
ちなみに今回は2800名ものランナーがエントリーしたらしく、自重したペースでの
スタートも相まって、例年以上の渋滞に捕まったとみられる。

ともかくも、これでは心拍も上がりようがなく、計画通りと、この状況を納得することにする。
登りは腕押しをし、骨盤を立たせ、脚裏の筋肉を使うように心掛け、なるべく脚の温存を図る。
あとは心拍計とにらめっこ
当初の予定では心拍数140~145の維持を心掛けていたのだが、どうしても150前後を
さまよってしまう。
ここをいかに抑えるかが、後半もペースを保つためのキモとなるので、どうにか下げようと心がける。

登りはゆっくり、登り切ってから下りに入るところでスルスル~と抜かすようなパターンを続ける。
ちなみにこの間、常時背中が冷たい‥ハイドレは順調に漏れている。
さらに厄介なことに、内容物がスポーツドリンクであったため、下半身がべとついて気持ち悪い。
巻き上げた葉っぱとか枝とか脚にくっつくし‥。

醍醐丸を過ぎたあたりから、渋滞も解消されてきたようなので、無理のないように進む。
しかし、当初考えていた以上に渋滞に捕まり、体力の温存を最優先に進んだ結果、
タイムは昨年に比して大分遅くなったことだろう。
かといって、ここであせって良い結果が生まれるわけではなく、
大人の冷静さをフルに発揮して、一見涼しげに走ることにしよう!しかし、ゆっくりすぎないか?
いやいや‥などと、逡巡しながら第一関門浅間峠に到着。
たしか昨年は3:20分台だった気がした。今年は‥。おっ3:30。大して変わらない
しかも体力的にも疲労を感じない。昨年はすでに疲労の色が濃かったが。
すこしだけ明るい兆しを感じつつ、一つ目の難関三頭山へと向かう。