玉川トレイルレース~裏方編

玉川トレイルレースに裏方さんとして参加

第三回目となるこの大会
例年、地元の方々と、アラジントレラン部が主体となって開催されている。

第一回目は参加予定だったが、捻挫していた足をハセツネで悪化させDNS
第二回目はハセツネ直後の開催日であることと、
ハードなコースに恐れおののいたのとで申込せず。
そして今回は、やはりハードなコースに恐れおののいたのと、
裏方さんの視点からレースを見てみたかったという好奇心から、ボランティアを買って出た。

買って出たとは言いながら、事前の準備段階では、仕事で出られなかったり、
モンブランに行ったりしていて、満足にお手伝いもできず、かえってご迷惑だったかな?と反省する。
そのくせちゃっかりと前夜祭には出席し、地元のおもてなしを心行くまで堪能

基本的に、煮物とか田舎料理が大好きなので、メチャメチャおいしかった

そして当日。見事に雨
気のせいかもしれないが、アラジンがかかわるイベント事は実に雨が多い。
のっけから雨というのは、大方の人は気勢がそがれるのではないだろうか?
それがレースに悪い影響を及ばさなければよいのだけれど‥

受付会場で軽い打ち合わせをした後、各人の持ち場へ。
ボクは、おおよそ25K地点にある高山山頂が受け持ち。
ここは、眼下に静岡市が一望でき、疲れた身にはとてもよい気分転換になる
それも晴れていればの話だが‥。
ボクが到着したときには、下界は真っ白で何も見えず

しばらくしてレースが始まったらしく、車載無線機から、情報が入ってくる。
そして、トップ選手が通過。スタッフでなければトップを走るランナーさんたちを見る機会も
ないわけで、これだけでも、貴重な体験をしたと思う。
25Kまでの、あのハードなコースを3時間ほどで駆け抜けていくとは‥。

その後もランナーさんが通過する。
いいのか悪いのか分からないが、ボクは山頂手前でUTMFの応援者がもらったカウベル
を鳴らしながら、山頂が間近であることを知らせる。
ボクなんか、登りが超苦手なので、山頂を知らせる声が聞こえてくるとホッとするので。

雨は降ったりやんだりを繰り返すが、これまでの道のりは
それなりに厳しかったようだ。皆さん、泥だらけ。
それでも頑張って進む姿に感心。すごいな~と。
ただ、悪天候ゆえに関門に間に合わない方も多かったらしく、
結果として、最後のランナーさんが山頂から下山する際の
スイーパーをしばらく努めることになった。

高山山頂からは、しばらく快適な下りが続くのだが、驚いたことに、
ぬかるみが激しく、すべるすべる
みんな泥だらけになるわけだ。自分も転ばないようにするのに必死で
スイーパーどころではない
むしろ、やっとのことでランナーさんについていく始末。
だけどいっそのことランナーとして転びながら進んでいたら、
テンションあがって楽しかったかもしれない
途中で前方からやってきたジョンさんにスイーパーをスイッチしてもらい、
もと来た道を戻るのだが、これがまた滑って全然前に進まない
ほぼ四つん這いになりながら、やっと山頂に戻る

その後、ゴール地点まで戻り、スタッフ終了。
ゴール地点でも、感動的なシーンが繰り広げられていたようで、
ボク自身も非常に楽しい体験をさせてもらった。悪天候の割に
大きな事故もなく(おひとりケガをされたらしいが)よかった。

裏方から見ると、その大変さがうかがい知れる、ボクなぞあまりお手伝いできなかったが、
それでも、長いこと準備して、不測の事態などにも対応して、
無事にすんだら当り前、無事にすまなかったら大問題。
ますます自覚的にレースに臨まなければな~と思った次第。

今度はハードなコースへの恐怖心を克服し、ランナーとして参加したいな~と
思える大会でした

雨が上がるとこんな感じ
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