100マイル年~おんたけ100マイルエントリー

19日 ペース走16K(前後合わせて22K)

年末から現在まで、食生活が乱れている。
自分の場合、1度タガが外れると、流されやすい(とても流されやすい)傾向にあり、
結果、いろいろと食べ続け、体重増へと‥

1kg体重を減らせばフルマラソンのタイムはは3分短縮できるそうな。
であるのならば1kgの体重増は3分程度はタイムが伸びるわけで‥。
来週の勝田は危ういか

先週、「おんたけウルトラトレイル」のエントリーが開始され、2、3日後には
100K部門の定員に達してしまったとのこと
3回連続で参加しておいて言うのも何なのだが、「我も我も」と手を上げるような類の
レースではないと思っていた。

真夜中のスタート、灼熱の後半、延々と続く悪路、訪れるたびに参加したことを後悔し、
終わった後は痛い脚を引きづりつつ、”2度と出るまい”と固く誓うも
抜群の忘却力で、また翌年も出てしまう‥。
例年、このパターンで参加していて、ボクが参加する前や、初めて参加した年などは
定員に達していなかったと記憶している。

しかしながら、UTMFやUTMBなどのビックレースのポイント対象レースであることや、
「おんたけウルトラトレイル」特有の困難さに、M度の高い方々が引きつけられていて
そうした人が増えているのかもと推察される。
当レースについて経験者が語るときに、戦友というには大袈裟だけれど、同じ困難を
乗り切った者同士の独特な空気に包まれる(ATCさんでそのことについて話をしていて
そういう結論にたどり着いた。)
それが、意外と心地よかったりもするわけで、そんな気分を味わいたいがために
再び参加してしまうという愚行?(蛮行?)を繰り返すことになるのかもしれない。

それでも同レースの100マイル部門にはとても出る気がしなかった。
レース中、何度かコース上に配置されている距離表示板を目にする機会がある。
そこには100K・100マイル双方の距離が記載されている。
それを見るたび「あ~100マイルにしなくて本当に良かった~」と
思ったものだった。
基本コースは100Kと同じなのに、別に20Kのループ状のコースを3度繰り返して、その都度、
100Kのコースに戻ってくる‥。
こんなラビリンスのような、しかも、ひどく大変なこの迷宮を3度も繰り返させるというのは
ただでさえ困難なこのレースをさらに困難なものにし、その意義を考えるに、
「修行である」ということしか見いだせないレースである。

そんなレースに何を思ったかエントリーしてしまった自分‥
幸いエントリー資格は満たしてはいる(100K部門のタイム14時間以内がレース資格)
エントリー用紙を記入する際にも、かなり逡巡したし、完走できるかも非常に怪しい
しかし、敢えて参加理由を挙げるとすれば、昨年レース中にお見かけした、
前回100マイル王者の方(谷北さん)が格好良かったからというミーハーな動機。
ボクより60Kも多く(お会いした時点では40K)走っているにもかかわらず、
フォームを乱すことなく、淡々と走っておられた。
しかも、後で聞けば49歳と、ボクよりもお兄さんなのであった。
「あんな恰好よく走れたらい~な~」という単純な想いから、
迂闊にもエントリーしてしまった。別にボクが格好良く走れるわけでもないのだが