勝田で勝った~レース詳細

 前日
経由地の東京であれこれショッピングでウロウロする。
夕方、前泊地である水戸へ。
ご当地B級グルメらしい「スタミナラーメン」を食した。
ラーメンの上に野菜炒めとアツアツあんかけを乗せたラーメン。
少々味が濃かったけれど、おいしい。そして早めの就寝
写真 1



 スタートまで
時間を間違えて、スタート5時間前に起床。
朝食はカップうどん+おにぎり。
支度を済ますが、早く起きたから、まだ余裕がある‥。
なので二度寝
9時ころホテルを出て、勝田へ向かう。
天候は穏やかで、暖かい。寒さを覚悟していたから、ホッとした

会場につくと、大勢の人
1万人を超える大規模レースだけあって、迫力がある。
手持ちのウィダーインゼリーを食べて(飲んで?)
荷物を預ける。さすが歴史のある大会だけあって、大勢の人をスムーズにさばいている。

トイレに行ってスタート30分くらい前にスタート地点に並ぶ。

 装備
TNFの半袖ランシャツ、c3fitのアームウォーマー、アシックスのランパン
ドライフィットの靴下、アディゼロ匠ren
ジェル2つ、BCAA1つ、塩熱タブレット5つ(うち3つ消費)

 レース~ハーフ
スタートをストレッチ等しながら待つ。レースに臨む高揚感などはなく、奮い立たせる言葉も無い。
静かなもの。そしてスタート。
スタート地点までのタイムラグは30秒。
最初はごちゃごちゃしているが、すぐに広い道路に出るので、比較的早くペースは安定する。
そうはいっても、スタート直後は皆、速いので、ラップペースを見ながら、努めて冷静に。
靴ひもが緩かったのか、右のシューズの中で足が動いてしまう。
(レース後大きなマメが2つ出来ていた)

 レース展望(ざっくり予想)
最初の10Kくらいはキロ4:20前後 ⇒ ハーフくらいまでキロ4:15前後 ⇒
30Kくらいまでキロ4:10~4:15 ⇒ それ以降4:10前後
これくらいならサブ3到達できるかな?
気温はちょうどよし。暖かそうだったので手袋ははめなかった。
カラダは思った以上に軽い。序盤ということもあるがジョギングをしている感覚。
ペースが安定するまでは、ラップペースをたびたび確認。

序盤は比較的、フラットなコースだけれど、ところどころアップダウン有り。
身体的な負荷を変えないように気を付ける。
だから、下りは少し速くて、上りは少し遅い。

それと、思った以上に風が強かった。
真正面からではないにしても、向かい風が多いように感じる。

暖かく、日差しのある天気は走っていると暑くも感じるが、
風が吹いているため、アームウォーマーをとるほどでもない。でものどが渇く

15Kすぎたくらいからコースが変わり、向かい風からは逃れられる。

 ハーフ~30K
ハーフを過ぎたあたりから意識的にペースを上げる。
上げるといってもキロ当たり数秒程度だけれど。

それでも、前方のランナーをどんどん抜いていく。
抜きすぎじゃないか?と不安になるくらい
でもラップペースを見ると、特に自分が飛ばしているわけでもないみたいだし‥?

疲労で落ちてきている人が出始めているのかな?

ここまで疲れは感じていない。でもいつガクンってくるかわからないので、慎重に。

 30K~35K
沿道の応援は途切れることがない。
私設エイドの数も多くて、このレースが地元に受け入れられているのがよくわかる。

 私設エイドの中にはコーヒー牛乳エイドがあって、すごく飲みたかったのだが、
走り始めて数キロで尿意を催し始めていたこと、飲みなれないものを
飲んでおなかに変調をきたさないか心配だったので、泣く泣くパスした

30Kを過ぎても、疲れはほとんど感じない。かえって心配になる。
ここらだったか小学校の前で学生さんのブラスバンドが「あまちゃん」のテーマを演奏し始める。
なんだろう?「あまちゃん」のテーマってテンションあがるな~
ついついペースが上がってしまう

レースも終盤に差し掛かり、沿道からの応援にも
「ぎりぎりサブ3~」とか「サブ3できるぞ~」とかいう声がちらほら。
まあ仮に2:55以降を目指すランナーさんだったら、沿道の人から見ればギリギリなんだろうな。
サブ3を目指す人にとっては、そこでの1分が大きな意味を持つのだが。

 35K~ゴール
35K。ここまで少しずつペースを上げていたこともあり、息は少しずつ乱れてきている。
でも苦しいとは思わない。
走っていると、これまでの事とか、いろいろ頭に浮かんでくる。
だから、これまで苦しい練習を重ねてきたからガンバロ~、とか
ここから辛抱だ~っ!とかは全然思わない。淡々と進む

それでも余力を残してゴールというのも、どうかと思うので、
ペースを上げようと試みるが、アップダウンが続き思うようにペースが上げられない。
やっぱりそれなりに疲れていたのだと思う。

そして、心配事の一つ、脚攣りの兆候
ふくらはぎがピクピクし出したら、ペースを緩め、収まったらペースを戻すという感じ。

それでもキロ当たりのペースは極端に落とすことなく最後の直線へ。
時計を見ると2:58台を表示している
じゃあ、せめて2:58台でゴールをしよう。ここだけ頑張る
そしてゴール。
おめでとうサブ3、格好いいぞエリートランナーのオレ

 ゴール後
ヤクルトとか、バナナとか、スポーツドリンクとかもらって、
記録証の発行場所へ。
記録証にははっきり2:58台の文字が
ちなみにネットもグロスも2:58台。これが分をまたいでいたり、
グロスが3時間オーバーしていたりしたら、なんかモヤモヤするだろうな、って
思っていたから、一安心

スムーズに荷物を受け取り、着替えて、そそくさと駅へ急ぐ。
いつもは疲労困憊なカラダを引きずって、という感じなのに、今日はほとんどダメージが無い。
35Kすぎはそこそこ頑張ったので、太ももに軽い張りがあるくらい。
ゴール後は“足早に”というくらい身軽に動けた。

帰路につき、電車の中でサブ3について想いを巡らす。
爆発的でなないが、そこはかとない喜びと、安堵。

幸い、大きなトラブルも無く、思い通りの結果を残すことが出来た。
終始レースを管理できていたとも思う。
でも、それは余裕があったから出来ていたわけで、さらなるタイム短縮は可能だったかもしれない。
まあ、それは今後ということで
取りあえず、今日はサブ3を喜んでおこう

写真 2