UTMF~レース①

 スタート前
受付、フジU・アラジンの方々とあいさつ。
補給は朝、昼とお米多め。
スタート前にもウィダーインゼリーを2つ摂取。

開会式が始まり、それなりに高揚感も出てきてスタート

 河口湖~富士吉田

河口湖大橋を渡るまでは湖畔沿いの細い道を通る。
出来ることなら公道を通してもらいたいのだが、出来ないのかな?
スタート直後のコースとしては明らかに狭い

橋を渡って、さらに対岸の湖畔沿いを走る。
心拍は早くも上限の135
ただのジョギング感覚なのだけれど、レースという状況や
普段背負っていない荷物を背負っていることなどから、
スピードに見合わない心拍数が記録されているのだと思う。
もちろんこの程度では苦しさはない。

やがて林道の登りに入っていく。
周りはまだまだ元気であり、どんどん抜かれるが、
何とか冷静にやり過ごそうと試みる。
でも心拍は140台
特に急いでるわけではなく、傾斜がきついようなカーブでは
歩いているし、走り続ける距離も務めて短くしている。

しかし、上り坂で心拍が上がってしまうのはある程度仕方が無い
ボクのレベルで心拍数135で坂を上がろうとしたら、ハイキングになってしまう。

なので、少しだけ許容範囲と納得して、先を急ぐ。

空模様はわずかばかり雨が降ったりするも、本降りになることはない

登り切って平坦なロードからトレイルに入り富士吉田のエイドに向かって下っていく。
ここら辺は快調に走る

そして到着。
水分補給、バナナ、うどんを食す。そしてうどんでヤケド

 富士吉田~二十曲峠

しばらくロードを進んだ後、林道の登りへ、さらに杓子山山頂を目指す。
ここら辺でも心拍数130台後半~140台をキープ?まあまだ苦しくない。
しかし杓子山までの本格的な登りが始まると140代後半に突入
よろしくない傾向である‥
薄暗くなってきたので、敢えて止まってライドの準備などをして落ち着かせる。
でも再び歩き出せば心拍数はあがる。とにかくゆっくりね。

杓子山まで登ったら、今度は激下り。
ケガをしないことだけを考えて、慎重に下る。
激下りの部分さえ過ぎてしまえば、あとは走りやすいトレイルが続く。
気持ちよく走る。心拍数はやはり140台
二十曲峠に到着。

事前の決めごととして各エイドにて200~300kcal摂取をするつもりでいたので、
バナナやアンパン(今年はチョコパンと間違えないように確認して)を摂取。

 二十曲峠~山中湖

ここらから、ランナーがばらけ始める。
努めてゆっくり登り、石割り山からは心拍を一定に保つように走る。
この区間は、短いため、特に問題はない。
しかし、下まで降りてきたときに、疲労感がある
まだ前半なのに‥

山中湖に到着すると、家族が応援に来てくれていたので、
預けてあったジェルを受け取る。
それ以外も、エイド食のバナナ、アンパン、コロッケ等をいただく。
コロッケはもっと食べたかったが、急いで食べるにはパサパサだし、
油っぽいので、胃腸にかかる負担が心配だし、泣く泣く一つでおしまい。

エイドを出て一路すばしりへ。
昨年、逆コースであるが、この区間疲労により実質的に終焉を迎えてしまった
逆コースの場合、下り基調で走りやすかった記憶がある(とはいってもつぶれていたが
ということは、今回は登り基調ということであり、自分には厄介なコースということに‥

まだ序盤。慎重に。

 山中湖~すばしり

登りといっても、あまりハードではない。
とにかく心拍を上げないようにと、考えながら、ゆっくりと登る。
ここらで、女子の有力選手のOさんを見かける。
昨年は序盤で抜かすも、終盤ボクはつぶれて29時間、
彼女は(確か)26時間台。

要はボクのペース配分に明らかな問題があったわけで、
今回も、かなりスローペースで登っている。
ということは、このペースがボクにとっても正解なのではないかと
考えられ、しばらくついていくことにする。

出来れば、このままついていきたかったが、彼女が休憩してしまったため、
やむなくパス。
オーバーペースの序章のような気がして、不安になる

すばしりへ到着。
ここにはフジUのサポートがある。
お雑煮くれたり、フルーツくれたり、至れり尽くせり。感謝である
疲れは中々にある。

~続く