足底筋膜炎②

そもそも足底筋膜炎に関して(だけではないが)わからないことが多い。
ちなみに、医学的な知識は
 「ブラックジャック」を読んだことがある。
 「白い巨塔」を観たことがある。
 どこかの病院の待合室で医療マンガを読んだことがある。
(ドクターコトウとか‥あとなんだっけ?)
くらいというひどく貧相なものだ

 痛みがあるということは、どこかの何かが損傷していると解釈している。
であるのに、起床直後は痛みがありながら、そのうちスッと痛みが消えてしまうのは
なぜだろう?
痛めた個所は、日常生活を過ごすことによって絶えず動かされているのだから、
より痛くなってもよいのに‥。

 体外衝撃波治療
”体外衝撃波治療の効果は照射した直後からの除痛効果と
その後の組織修復の促進が特徴です”

また
”完全には解明されていませんが、痛みを感知する神経末端の働きを弱くする。また新生血管を誘導して組織の修復を促進させることが考えられています。”
とも書いてある。
神経に何かしらの力を働きかけて痛みをなくす。修復能力がアップする。のはわかるけれど、
治療直後から、痛みが発生する前と同様の生活が送ることができるのはどうしてだろう?
痛みはなくなっても損傷個所は(少なくとも直後は)治癒してはいないだろう。
であれば、痛みを感じなくなっただけで、実際には治ったとは言えないのではないか?

もちろん素人考えなので、根本的に間違っているかのかもしれない。
だけど、わからないことだらけだ‥

しかし、治らないことにはどうしようもない。
だから体外衝撃波治療を受けることにする。
不安はある。施術前後では何かが変わってしまうような不安。
整形手術でも受けるみたいだ。(整形したことないけれど

医務室に入り、足裏を装置にあて、作動。「バチンバチン」という音とともに足に鋭いけれど
重い衝撃が伝わってくる。
装置には画面があり、ボクの足裏がレントゲン画像のような半透明な状態で映し出されている。
その足裏にイナズマのような光が突き抜けているような画像。
この衝撃を、患部に直接当てるために、お医者さんがボクの足裏を動かす。
なのでしきりに、患部にあたっているかを聞いてくる。

しかし、もともと、鈍痛だったのだから、痛みの局部を示せと言われても
いまいちわからない。
おまけに、患部にあたっていなくても十分痛い

それでも、これまで気になっていた部分のさらに痛い中でも最も痛い個所に装置を
あてがってもらい、格闘すること30分弱。
痛みで汗が流れる。メガネは曇る
終わった時には、ヘトヘトでカラダ全体がひどくだるかった

散々痛い目を見たのだから、施術直後は当然痛く、おそるおそる足をつきながら帰ったのでした。