IZU TRAIL journy~その④

 A3土肥駐車場~ゴール

A3ではエナジードリンク一気飲み
クラムチャウダーみたいなスープ。
携帯ようかん3個、をもらって早々にGO

前日のブリーフィングで鏑木さんが、
「このコースで8:30を切れば、上級トレイルランナーって
言っていい」みたいなことをおっしゃっていたので、
ひそかに狙っていたのでした

ゴールまであと約18km‥。8:30まであと1時間40分くらい‥。
ロードじゃなくて、悪路あり、登りありのトレラン‥。
疲れ切ったオレ‥

ダメじゃない? なんだかんだ言ってもゴールしなければ終わらないので、頑張りますが。

疲れもかなりたまってきていて、ついには走るのが億劫になってきた。
億劫にはなってきたけれど、歩いたりしたら、なおいやな気分になるので、
何とか走ります。

  木段の局面では衝撃が内臓に響くような感覚で、とても嫌な思いをした。
 ここらで「おなかに力を入れれば大丈夫じゃん」ということに気づき、
 幾分、下りは持ち直した。
 緩いのぼりも、疲れているときは猫背になってペースが落ちたけれど、
 「背中まっすぐ、骨盤立てて走る」を思い出してからは、こちらも持ち直した。

前回までなら、最後の10Kくらいは下りのみで、ある程度のタイム短縮は
望めたのだけれど、今回は途中で少しのぼりがある

どうにか登り切って、残り5・6Kは下り。
ここで何人かをパスして山を下りた。
あとは平地をスパートすればよいのだけれど、もはや平地でもスパートなんて
できない。息も絶え絶えに走る

前回ゴールだった公園を、恨めしげに見ながら、道行く人たちの応援にこたえる。
こたえるといっても、言葉も出ないくらい息が上がっているので、うなずくだけだけど

そして、「もうじきゴールで~す」といった女性スタッフの指さした先に、
ド~ンと壁のような登り坂

ここで完全に心が折れる
完全にペースダウンして、一人抜かれてしまった。

そのままゴール
タイムは、前回とあまり変わらなかった。「な~んだ」とも思ったのだけれど、
コースの距離も伸びたようなので、一応進歩した、ということにする
結局、8:30は逃しちゃったけど、”中の上”という
なんとなく自分らしい中途半端なカンジ。

おまけに、すぐ後ろに女子2位がいたので、世間の目は彼女に集まり、ボクは
カブさまと、ゴールの喜びを分かち合うこともなく、地味に終了しました

今回は地元の大会ということもあり、スタッフにも見知った顔があちこちにあったし、
フルの疲れもあった割には、大きくペースダウンすることもなかった。
コースも自分好み出し、やっぱり相性のいい大会だと思います