奥三河パワートレイル~その④

 第三エイド~第四エイド

第三エイドである千枚田の時点でかなりの消耗度。
しかも、これから今レース最大ののぼり
オレ、やばいかも

ここで、過去のレースを振り返る。

UTMBでの最後ののぼりモンテ峠。
頭をのけぞらせて見なければならないほどの急勾配。
思わず現実逃避したくなる感覚。
自分の記憶では1:30~2:00くらい休憩なしで
上りっぱなしだったような‥。

あれに比べれば‥ねぇ

遅いという現実はともかく、心拍数だけは下げずに
自分のペースで進む。
案の定、ヒデさんに追いつかれるが、抜かされるほどでもない。
聞くところによると、太ももが攣りそうとのこと。
むむ、先方も疲れている。だからと言ってこちらのペースが
上がるわけではないのだが

相変わらず、階段やら岩場を上ったり下ったり。
下りでも、岩が多くて思うように走れない。

だが第四エイドの棚山へと向かう下りは、
シングルトラックの走りやすいコースとなる。

これ幸いとばかりに走る
ここはとても走りやすくて楽しい区間だった。
もっとも躓いて転んだりもしたが。
(そしておそらくここでケガもした

いつしか前後に人の気配はなくなり、
気持ちよく第四エイドに到着。
ここで梅サイダーをいただく。
ここまでくればゴールはもうすぐ。鳳来寺山まではちょっと
登るが、頑張る

 第四エイド~ゴール

棚山からいったん下るが、急すぎでろくろく走れず
そしてのぼり。一人でゼーハー上っているが、
後方に、かすかに人の気配‥
姿は見えないが、きっとお仲間であるヒデさんに違いない。
う~ん、プレッシャー

とにかく鳳来寺山頂までついてしまえば、下りはどうにかなる。
けど、なかなかたどり着かない
それでも、どうにか到着し、いよいよ下り~
と思うも、岩場がぬれており、滑って怖い。
慎重に歩を進めて、やがて林道へ。
ここからようやくペースを取り戻し、一気にゴール

意外といい順位でびっくり。でも大変なコースでした。
案の定、数分後ゴールしてきたのはヒデさんでした。
40半ばの2人がそこそこ頑張った

聞くところによると完走率は30%程度だったとか。
来年、参加者はどの程度集まるのかな?
まあ、苦しいことが大好きな人は大勢いるようなので、やっぱり
それなりに参加者はいるのかもしれない。

トイレの問題やアクセス等、こーしてほしい、あーしてほしいといった
こともありましたが、このレースの運営に携わった方々の温かなおもてなしは
とても気持ちの良いものでした。

  おまけ
自宅に戻って靴下を脱いだら左人差し指が
どす黒く変色している曲げると痛いし‥
何度か躓いたし、そのうち3度ほど転倒もした。その時に指を強打した。
念のため、翌日病院で診察をしてもらったら
「はく離骨折、全治二か月」
というありがたくない宣告を受けました。

走ることが、生活の一部に、完全に組み込まれているボクとしては
これからしばらくどうしたらよいのでしょうか

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