おんたけ前

12日 農道ラン 20K

OSJより「おんたけ100マイル」の案内文書がきた。
そして、ほぼ同時期にHP上にてコースが発表された。

同レースは天候如何によりコースが変更される(という印象)
ことがある。

でも100マイルの基本コースは100Kコースプラス20Kのループを3回と
いうことで固定されていたのだが‥。

今回のコースは、なにやら様相が異なる
1、2回目までのループは同じなのだが、
3回目のループはなく、100Kコースの第三エイドから
正規のルートを離れ(100マイルコースでいうと118K地点)、
大きく迂回したあと、再び正規のコースに戻ってくる、というふうに
なっている。

 気のせいだろうが、前回までのループより距離が延びたように見える
 大きな迂回コースは40K近い距離があるようだが、その間
エイドがないよう‥
 アラジンTR部のヒデさんが作成してくれた高低図をみると、
いったん下った後ののぼりが800mUP

140Kほど進んだ後に800mも上ることができるのだろうか?

このコース発表がある前からのボクの心理状態‥。
不安だらけでまったく自信がない
もちろん、いつも自信たっぷりというわけではない。
せいぜい、ニュートラル(自信ゼロ不安ゼロ)が精一杯。
だけど、ここまで不安しかない、ということもあまりなかった。

なぜだろう?と考えてみるに‥。

 目標タイムはきりよく20時間以内。
それほど無理な設定でもない(はず)なのだけれど、まるで達成できる気がしない。

 おんたけといえば、鏑木さんが「走る座禅」とのたまうほどの
過酷な我慢比べという要素があるのだが、その状況に耐えられる気がしない。

 これまでの100マイルレースでは必ず、後半つぶれるという経験をしている。
仮に歩くことしかできなくなった状況で、あのような灼熱の環境下、さらに歩を進める気がしない。

 疲弊しきってつぶれてしまった場合、一つの目安は嘔吐。
誰だって同じだと思うが、嘔吐は気分が悪いのももちろん、精神的なダメージもかなりある。
それが怖い

 じゃあ、疲弊しきらないように無理せず行けばいいじゃないか?
ということになるのだけれど、経験のなさゆえ、ペース配分がわからない。
無理せず完走‥というのもちょっと

と、「気がしない‥」のオンパレード。

対策を、といってもここに至ってしまえば、とくにすることもなく。
それでも対策を‥

 走力の拙さは、いかんともし難い。本番まで休んで疲労を抜く以外にない。
 これまでの疲弊しきった状態に陥る、というのは、ペース配分の誤り、
といった側面もあるのだけれど、適正な補給を怠ったことも、大きな一因だと思う。

水分 ‥ 人は体重の2~3%の水分を失うと、パフォーマンスが大きく落ちるとのこと。
では、水分と塩分を適正に補給できていれば、疲弊した状況を遅らせることは可能なのでは?
そこで、普段の自分の水分消費量を調べ、それに従い、補給を行っていくことにする。
エイドで補給する水分では足りないパートも出てくるようなので、そこはおんたけ名物
天然エイドにたよるしかない

補給食 ‥ レース中にジェルを受け付けない、といったケースはこれまでにも
何度かあった。ジェルの味やボク自身の苦手意識などもあるが、疲労しすぎたカラダが
ジェルを受け付けなかったことが一番の原因。
スタミナももちろんだが、疲れ切る前に適切な水分補給、栄養補給をこなしていれば、
早々に疲れ切ってしまうこともなかったのでは?

あくまでも、自分のプラスの可能性を信じた上での仮説だけれど、
計画的な補給をしてこなかったのは事実なわけで。

 規則正しい補給を行うようにおなかを冷やさない。
以前、おなかPPが続いた時にTNFの腹巻を購入した。おなかを冷やさず消化機能を
落とさない効果があるかと思うが、少々生地が厚く、真夏のおんたけでは、つらい

なので、モンベルで購入。
IMG_1426


TNFのものより薄手で、これならなんとか日中の暑さをしのぎながらおなかも冷やさない、
といった効果も得られるか。

あとは、天候だけれど‥。
だけど、暑いさなかに行う大会なので、どうせなら思い切り暑くなって、
サバイバルなレースになればよいと思う。
自分も危ういが、他の人もつらいはず。過酷な条件で年齢的なハンデを乗り越えたいです