おんたけ100マイル~その②

2度目の第1エイド72K地点(つまり第2エイド)。
すでに、そこそこの疲労を感じている。
まだ半分も来ていない‥
2度目のループも終わり、しばらくは
100Kコースと同じルートを走る。

完全に夜も明けて幾分は気分も変わる。
参加回数4度目ともなれば、さすがに
コースのおおよその展開もわかっており、
そうした面でもリラックスした状態だった。

ゆっくりながらも走り続けるという流れは
この後も継続することができた

また、このあたりで100Kに参加されている
お知り合いランナーとも出会うことができた

個人的に「元気をもらう」とかいう表現に違和感を覚える。
自身の決定以上に行動を促す要因などないのだから。
もちろん自分以外の要因に影響、感化されることはある。
(とりわけ、ボクなどは感化されやすい
だから「元気をもらう」ということも理解できるのだけれど、
”元気”という概念の授受というのは表現としてどう?
「会えて元気になった、気分が変わった」くらいでよいのでは?
だから「元気をもらう」という表現は使いません、という
どうでもよい個人的見解でした。

まあ、どうのこうの言っても、見知った顔に出会えれば
うれしいし、気分も新たになるということに変わりない

これまで、ジェルは規則正しく摂取できている。
雨が断続的に降り続いているので、気温は低い。
なので、水分摂取量は計画より控えめ。
これ以上摂取すると、オナカPPになる恐れあり

要するに、補給面はまあまあうまくいっているということ

そのせいか、カラダは動いている。
登り坂でも走れている。
もちろん疲労度合いに比例してペースは落ちているのだけれど。

それでも、このような状況は自分でも意外だった。
90Kの小エイドを過ぎてから、103Kの第3エイドまで、
気がそがれるような登りが続く。
以前の100Kコースを走った際には、必ず歩いていた区間だった。

今回はそこも走っている。
むしろ、「あれっ、今のところがそうだった?」と思い返すくらい。
ペースは遅いながらも、ここまで100Kを走破している。
う~ん、我ながら立派になった

と、勝手に感慨に浸りつつ第3エイドに到着。