UTNF~その①

UTMFに参加しました。
結果はある意味予想通りではあったのですが‥。
ヒザ痛のため、DNFという結果に

スタート前から抱えていた痛みであり、このような展開も
妥当と言えるものでした。
なので途中でやめたことに、大きな感慨などもなかったのですが、
今後のロングレースへの取り組み方も考えないといけないのかな?
と感じたので、備忘録的に記載します。  レース前
「おんたけ100マイル」以降、鵞足炎と思われるヒザ痛あり。
結局2カ月という、ボクにとっては長期間、悩まされることになった。
しかも、それはUTMF本番まで続く

UTMFへのステップとしてのおんたけ、という心づもりであったので、
本末転倒の結果となってしまった。
ヒザ痛に悩まされるということは、その間十分に走れないことと
同義なわけで、悲観的な見方をすれば、「奥三河パワートレイル」
での骨折以降、まともに走れた期間は限られていた。

その間、約5カ月

ただでさえ体力的に下降線とたどっている40代後半‥
5カ月間、満足のいくように走れず、にも拘わらず理想の結果を出す‥。
そんな甘い話は、そうそうないのではないだろうか?

昔、ヘディンという学者さんが砂漠で遭難しかけたが、偶然オアシスを
発見して九死に一生を得た、という冒険談を読んだことがある。

しかし、凡庸な自分にこのような幸運はめぐってこない。

それでも、何となく走り切れるかも、と安易に考えて参加してしまう自分は
楽天的と言おうか浅薄と言おうか‥

とにかく、整体に通い、ベスパ斎藤さんのセミナーを聞き、
走る以外の準備だけはして、レース前夜、河口湖へ向かいました。

 スタート前
過去3回、UTMFは比較的天気が良かった。
しかし、今回は雨模様。前日も降っていたから、山中は
さぞかしスリッピーなトレイルになっていることだろう。
まあ、自然の成り行きに従うのは、トレイルレースの常であるし、
条件は皆一緒(厳密には一緒ではない。順位後半の人ほど、トレイルの
状況は悪くなるのだから)。
むしろ現在の自分の状態を考えたら、条件は悪くなる方が
都合がよいのかもしれない

でも、気分は下がる‥

このような天候で、気を付けるべきは”冷え対策”。
動けている間は、大丈夫だろうが、天子山地は標高も高いから、
風が吹いていたら、さぞかし冷えるに違いない。
体温を上げるために、余分なエネルギーを使うことは避けたい。

今回、心拍計は装着しなかった。
過去、レース終盤になると苦しくなって外してしまっていたし、
何となし、自分の感覚で臨んでみたかった。

あとはテーピングを右ひざ周りに何重にもペタペタ。
すでに痛めてしまっているのだから、効果のほどは??

受付を済ませ、今回参加されるお仲間さんと談笑し、いざスタート