UTMF~その⑤

 A3富士宮~W2粟倉~A4こどもの国

先に到着していたS井さんと合流。
リタイヤすることを告げる。
ただ、この時点での時間はAM1:00くらい。
収容バスがいつ動き出すかわからないが、
おそらく早朝なのではないかと予想される‥

このままの状態で数時間待つのは辛い
なので歩いてもいいからこどもの国まで進むことにした。

この判断が正しかったかどうか‥。
なんにしてもほとんど歩いて20Kの暗い夜道を歩くのは
想像以上の難行だった。

走ればもちろん痛い
痛いのを押して走っていると、時々激痛がはしる
そしてまたしばらく歩く‥。

A3富士宮手前で気分が悪くなって、リタイヤを決めてからは、
補給もやめてしまった
なので、最初のうちは走っていたが、歩を進めるごとに、
走る頻度も減っていく。
ただ歩いていると、まあ長いこと
アンビットの距離表示を何度も見直した。

それでも明るくなってきたころにようやくA4こどもの国に到着
リタイヤする旨を告げて、1時間ほどバスを待って、河口湖へ帰って行った。

頭の中で何度も反芻したせいもあるし、ケガという不可抗力な要因もあったので
リタイヤしたことへのショックはそれほど大きくはなかった。
それでも、完走すべきであったかどうか、自分なりに頑張ったかどうか、
色々自分に対して問いただす。
やっぱり気は落ち込むし、今でも頑張っている人たちのことを思うと
モヤモヤとやるせない気持ちになってしまう。

ある種の成功に向けて過程があるのなら、今はその途中であり、
いつかどこかで、その成功にたどり着けるための、一地点であると
思うようにする。

その後、コースの約半分をご一緒したS井さんは、途中苦しみながらも、
見事完走
今回自分にはなかった、ゴールへの執着心を見事、結果に結びつけました

今回のレースはケガもあったが、ケガがなかったとしても、
思う通りのレース運びができたかは疑問が残る

そういう意味では、またもや失敗レースを行ってしまったわけで、
これは次回の課題として考えることにする。
しかし、また大量にジェルを余らせてしまった‥
当面、レースの予定もないし、う~ん