グランレイド・カター~その③

◆ レース受付について
受付会場は“シテ”と“下町”を結ぶ橋の近くにあります(下町側)。
受付は①参加賞、デポバック(ナイロン製シューズ入れ程度の小さいもの表にNo記入欄があります)を受け取る。②隣の島の机で荷物チェック。③デポ預け場で大きなビニール袋を受け取り、デポ用の荷物を入れた後預ける。という順番となります。



①今年の参加賞は以下のとおり。ワインがフランスらしい。
IMG_2795

②参加人数が少ないせいかチェックは念入りで、基本すべての必携品をチェックしました。HPに記載されているリスト通りの順番でチェックするので、「フィールズ‥」の久保さんから頂いた日本語訳の必携品リストを見ながら順序良く提示していったら問題ありませんでした。
③受付でもらったデポバックにマジックでNoを記入しそれをビニール袋越しに見えるように入れて、デポ品を放り込みます。口をしばって預けて終了。

その後、しばらくして、ブランチパーティーに出席しました。
提供された食べ物は、パン、ハム、チーズ、オムレツなど。
正直パスタとかを当てにしていたので、ちょっと寂しい。ちなみに「Raid des Bogomiles」という100km部門のレースでのブランチパーティーにはパスタが出たとのこと。

◆ スタート
身支度をして、スタート地点である城門に向かいます。しかし今年は城内の“Le Chateau Comtal (コンタル城)”前の広場からになりました。
“Le Chateau Comtal (コンタル城)”と広場を結ぶ橋の上にランナーが集まり、開会式の後、スタート。私からは見えませんでしたが、中世風の衣装を身にまとい、大会ロゴの入った幟を掲げた2人がランナーを城門まで先導します。城門までの通路は狭いので、ゆっくりと走り、その後、ようやく本番となります。
P1000147

◆ コースについて
私個人の印象としては、林道60%、丘陵および牧草地帯30%、急峻な登りおよび岩山10%といったところでしょうか。UTMBやおそらくGRPよりは難度は高くありません。走れるパートも多く、制限時間は47時間ですから、「フィールズ‥」でも言及されていたように、100マイル入門編としてはふさわしいかと思います。しかし、そうはいっても走行距離174km、累積標高7700mですから楽勝、というわけでもありません。今回の完走率は40%ですし、それなりの準備は必要かとは思います。

◆ ゴール
昨年のゴールはスタート地点と同じ城門前でした。ところが今年はゴール地点が変わり、受付会場近くとなっていました。そんな情報などまるで知らなかった私は、お城まで来ながらコースロストをする、という憂き目にあいました。「フィールズ‥」には事前に確認されることをお勧めします。