北回り(1周目)
しばらく舗装路を走った後、トレイルへ。
足裏が炎症を起こしたように熱くなるが、そのうち収まるだろう。
前回試走時からテープの本数は変わっていないようだったけれど、舗装路には大きな矢印が書いてあって、結果的に道に迷うことはなかった。
ただ、念のために、地図を片手に走った。
30Kくらいまでは、前後に誰かしらいたかな?
40Kくらいからはあまり人が見えなくなってきた。
暑かったせいもあるのだろうが、いつも以上に疲れを感じる。
20K地点くらいで、登りのスピードが落ちてきているのがわかる。
いくらボクが、登りが嫌いで、実際に遅くても(それは間違いない)、160K走ろうとしているのだから、それなりにセーブもしたし、リタイア時点でも、下りや平坦な場所では走れていたから、そんなに早く疲れるわけがない。
疲れるわけがないのに、ひどく疲れている。
だから、まだまだ元気なランナーさんにはバンバン抜かれる。
つまるところ自分が完走できるかどうかなのだから、抜いた抜かれたはまるで重要ではないが、心穏やかにいられるか、というとそうでもない。
そういうところが、ボクの未熟なところなんだよな~。
疲れながらも、大野峠(だったかな?)の手前の山頂から見た景色は、素晴らしいものでした。
人工物が見えなくて、緑の深い山々を一望できます。風も心地よくて、一時癒された
1周目終わる手前のエイドからは、ほぼ下りだったので、そこは気持ちよく走る。
暑いロードを通って1周目を終了。時間は7時間40分くらい。予測より少し早いか?
後で確認したら、実際はほぼ8時間だった。まったく自分の勘違いだったのだが、この手の勘違いは後々の思考にも影響を及ぼすから、しっかり認識し、記憶しておいた方がよい。