第2回 アラウンド竜爪100マイル ~その③

 3周目
コンビニで少し時間をつぶしながら休憩していると、〇田さん、〇林さんが到着。彼らはまだまだ元気だし、気分も変わって改めて出発。
疲れ切った2人(ボクと〇井さん)ではどうしても消極的な考えしか浮かんでこないから、彼らの登場はとてもありがたかった。

夜は更けたが、気温は思ったよりも下がらず、汗はかきっぱなし。
暑い、とか、登り大変、とかブーブー言いながら、それでも楽しく先を進む。
でも夜だから、〇井さんの眠気が復活したり、〇田さん、〇林さんも普通に「眠い」と言い出したりして、途中仮眠を挟みながら「穂積神社」に到着。

もう自販機の故障についてはあきらめているが、「穂積神社」が見えてきた数十メートル手前からでも「売切れ」ボタンが点灯しているのがわかる。
ここまでくると、もう、ただのイルミネーションにしか見えない。

竜爪山を登りきったところで、空が白み始めた。
明るくなってくると、気分も明るく、前向きになってくる。やっぱり太陽って偉大だな

賎機山を快調に進み、ようやく浅間神社に到着してみると、前方から〇山さんが来る
何と、4周目を同行するとのこと
ボクの、というか一般的な感覚だとも思うが、疲れ切って、参加企画から離脱したのだから、残りの休日は、カラダの静養に努めて、のんびりと過ごせばよいと思うし、ボクだったら必ずそうする。
だけど、彼女は、もうこの企画を完遂できないにもかかわらず同行するという‥
そのモチベーションの源泉がどこにあるのかもわからないし、こういうところが「病気か?」とも思ってしまう所以だし、とにかく敬服するしかない
この行為をするくらいだったら、途中でやめたりせず4周全部走った方が楽だと思うのだけれど‥

浅間神社」にはまたもや友人が立ち寄ってくれて、アイスやらゼリーやらをごちそうになる。ここまで来たら残り1周。同行者も増えて気分も前向きになってきた

ただ途中からスタート直後にねん挫した足が痛くなってきた
休憩した「浅間神社」で負傷箇所を見てみると、ポッコリと腫れている
軽度とはいえ、脚をひねって、その後120Kを走っているのだから、影響がないわけない。
ただ、ここで止めてしまうのはあまりにももったいない。走れないほど痛くもないので、
ここは無理を承知で完走を目指すしかない


写真は早朝の竜爪山。ここでも5分くらいの仮眠タイム。
ボク自身も竜爪の登りがマックスで眠く、しばし横になる。
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