避暑ラン旅~行き

自称エンデュランスバカが集まって、避暑ラン旅を行いました。
夜の静岡駅を出発して、一路、富士五湖の一つ西湖を目指します


 スタート~富士川
夜11:00静岡駅集合。メンバーはいつもと一緒〇井さん、〇山さん(女性)。
やたらと超長距離走を好む人は、少なくともボクの周りでもあまり多くなく、結果いつも同じメンバーとなる

くしくも、当日は今季一番の暑さの真っただ中
夜中とはいえ、重く多湿な空気がカラダにまとわりついてくるよう
ここから、冗長で退屈なロードが始まるかと考えるだけで、この空気同様、重い気持ちになる。
前回の「ゼロフジ100マイル(未遂)」の時のように、一人でないことがせめてもの救いだ

暑くて、あまり風もないので、途端に汗だく
静岡駅から清水駅まで10キロ強程度しかないのだけれど、ひどく長く感じた。

東へ向かう超長距離企画で何度も通ったこのコース。
気持ちの変化もおおよそ同じ軌道を描く。
そしてそれがあらかじめ分かっているだけに、なおさらつらく感じたりもする。

 静岡駅~清水駅 国1を通る。歩道と交差する車道が入り混じり、微妙なアップダウンが多い。走り始めとはいえ、たいてい夜出発で暗いし、先は長いし、走りにくいしで、気分は盛り上がらない。

 清水駅~由比 コースに変化が出てくる。交通量も少なくなってくるので、割と気持ちが軽くなる。このあたりで最初のコンビニ休憩もとるので、気分もリフレッシュされる。

 由比~富士川 たいてい丑三つ時に通る。少し疲れが感じられてくるのと、蒲原~富士川までが変化のないまっすぐな道が続いて、精神的につらい。途中、コンビニもなくなって口数が減る。

 富士川~それぞれの目的地 富士川を見ると、進んできた距離を実感できる。だいたい40キロくらいだろうか。静岡駅0:00出発だと、このあたりで明るくなりはじめ晴天であれば富士山が見えて、気持ちが持ち直される。

 富士川~朝霧
しばらく富士川沿いに上流を目指し、橋を渡って富士宮市街へ向かう。このあたりで明るくなってきた
皆、疲れ始めてきたが、100マイルレースにおいてはこうした場面での中だるみが、展開上よろしくない。
あえて自分を奮い立たせる意味で、「ネガティブ発言禁止ゲーム」を開催
ここから一切のネガティブ発言を禁止する、というもの。
こうしたしょうもないゲームをし始めるところが、疲れている証拠ではあるのだけれど‥
しかし、なぜかそこそこ盛り上がり、気持ちは上昇
富士宮市街からは、ゆるやかな登りが延々と続く
道路上の標識には、目的地までの地名が出始め、距離数も30キロ台と、ゴールを意識できる程度まで進んできたのだが、上り坂だから、全然ペースも上がらない。
そして、日が高くなってくると、気温も上昇し始め、直射日光が首元などをじりじりと照り付ける
自然、コンビニ休憩も多くなり、食べるものも、ゼリーとかプリントか柔らかいモノばかり

それでも楽しくお話をしたり、途中途中で目にするものなどに茶々を入れながら、進んでいく。
日も高くなり、暑さにやられながら朝霧に到着。
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これは朝霧の先の県境。ここからトレイルに入る