失意のそうじゃ吉備路マラソン

そうじゃ吉備路マラソンに参加しました。

天気晴れ(去年は雨のレースばかりだった)。
気温少し肌寒い、でも走りだせば大丈夫くらいの、良いコンディションでした。が‥。

 前日
人生初の岡山です。
ボクの岡山県の知識は、もも太郎・吉備団子・後楽園・倉敷デニムくらい

カーボローディングと称し、岡山B級グルメデミカツ丼(カツの上にデミグラスソースが
かかっている)やらカキオコ(お好み焼きの中にカキが入っている)やらを食べたり、
倉敷のパン屋さんでパンを食べたり、駅構内のワッフル屋さんでワッフル食べたり、
ホテルに帰ってお菓子食べたりと、ただの食べ放題
最初のうちは食事内容にも注意を払う気配だけは出すのだけれど、食べてもよしという、
スイッチが入ってしまうと、自制がきかず、つい‥
これが後日の悲劇の始まりだったか?

美観地区、きれいな街並み、それなりに美観でした。
(珍しく取った写真がうまくアップされないので、こちらでどうぞ)

 さてレース当日
わざわざ岡山まで、のこのこと行った理由
(ひそかに)サブ3を目指しちゃおうという魂胆です。
◆とにかくイーブンペース
◆とにかく後半、だらだら下がらない
というザックリした作戦のもとスタートを迎えます。

 スタート
スタート時のタイムロスはほとんどなし。
体調も悪くなさそう。

 10Kくらいまで
ほぼフラットなロードを進み、山が見える方向に向かう。
ゆるやかなアップダウンを繰り返して、川沿いに。
う~っ風が強い。寒いし、疲れるし。
そして、ここら辺りから、おなかが不穏な空気に‥
「やばい、トイレ(小)行きたい‥」
最近のレース恒例の、トイレが近いぞ現象。行きたいが行きたくない‥
でもストレスを抱えたまま走るのも嫌だし‥。
仕方なく目に付いたトイレにピットイン
タイムロスはそれほどではないかもしれないが、精神的にこたえるし、ペースを戻すにも
余計な体力を使う。嫌な予感。

 30Kくらいまで
一応ペースを取り戻し、淡々と進む。特に疲れた感じもなく、
(そばを通った国分寺?の五重塔もきれいだった
息が上がることもなく、まあい~んじゃないの、と思っていると、
またもやおなかが‥、しかも今度はビックウェーブの予感‥
なんとかゴールまで持っておくれ、と思うも、おなかの痛みに待ったなし
30Kで痛恨のピットイン
実質的にここでサブ3の夢は断たれた予感
今までのパターンからいっても、後半怒涛の追い上げがあるはずもなく‥

とはいってもボクにとってタイムは副次的なものであり(とは言いつつもサブ3はまた特別な
数字ではあるのだが)、要はボクは自分を探り、世の中への視点をより鮮明にするためには
自分を偽らない態度で臨むべきであり、そのための手段として走っているのであるから、
思いもよらない状況になったからといって、その現実に目をそむけたところで意味はない。
また、この程度のトラブルでサブ3出来ないのだとしたら、それは単に実力不足に他ならない。
3:00と2:59の差なんてたかだか1分。それっぽっちの時間で汲々しているようであるならば、
それは現時点でのサブ3たる資格がないことではないかな、と。

だから、ここは(なるべ~)気持ちを切らすことなく、(なるべ~く)タイムも落とさないよう
そして、まだ見ぬ明日につながるよう走ります
案の定、タイムは落ちていきますが‥
まあ、それほど落ちることもなくゴール。

 ゴール後
タイムは3:02。くくっやっぱりか‥。
3:05⇒3:04⇒3:03ときて今回の3:02。見事な1分刻みの自己ベスト
呪われているのか?この迷宮から抜け出すのはいつになる?

との想いは一瞬で、そのまま3度目のピットインに直行
その後も、PPに苦しむことに

 反省と対策
前日の食べすぎ&飲みすぎはアホらしかった。
おまけに普段食べなれないものを一気に食べたから、それも原因の一つか?
そしてそして、寒さとトイレの回数は比例するらしい。
UTMB、大田原、クラウンメロンマラソン、そして今回‥。
気温の低い順にトイレの回数も増えているこのわかりやすい事実
今後は腹巻着用が必須