やいづ港マラソンに参加。
ハーフマラソンはボクの中ではスピード勝負の範疇である。
したがって苦手である。
なので、レースを出始めた年に1度、「南魚沼グルメマラソン」に参加をし、
翌年、翌々年に「やいづ港マラソン」に参加したのみ。
「南魚沼~」はレース参加2戦目、そしてロードレース初だった。
ペースのなんたるかもわからず(今もわかっていない)、
前半の数キロをかっ飛ばして、のこり十数キロを果てしなく苦しく終わるという、
愚行を行った。
それ以降は、ハーフ後にレースが控えている、という言い訳もあり、
抑え目なペースで無難にハーフを走っている。
今年も2週間後にUTMFが控えていることもあり、抑え目に走る予定。
これまでのハーフは1:29台がベスト。
サブ3達成の一つの目安としてハーフ1:25切りがあげられる。
であるなら、サブ3を達成すればハーフ1:25切りは可能であるということ。
でも1:25切りということはキロ4分を切るくらいのペースで走らなければ
いけないということ(正確には4:01)。
キロ3分なにがしという数字は心理的に高いハードルであり、スピード嫌いの
ボクには無理であるという意識がある。
実際、朝のペース走でも、そのペースでは10K走り切るのがやっとだし、
ことに、マラソンシーズンが終わって以降、サブ3ペースを維持するのも
大変になっている。
そんなこんなで、今年も1:30を切れたらいいかな~くらいの気持ちで参加。
当レースは自宅近くの駅から2駅という手軽さが魅力。
のんびり行って、1:30くらいでゴールに帰ってきて、お昼を食べて帰ってくる
そして、場合によっては飛び賞のカツオ付き
スタート1時間前くらいに会場につき、少~しアップして、並んでスタート
陸連登録者として、スタートゲート付近に並ぶことが出来たので、タイムロスは
5秒ほど。すぐに自分のペースをつかむことが出来た。
最初の1Kが、それこそ4:00。であるならば、このままのペースで
行ってみようと考える。
天気はほどよく曇っていて、気温は少し高いか。でも許容範囲内。
周りに流されることも無く、ほぼイーブンペースで走り続ける。
なにせ、UTMFの調整という位置づけレースなので順位もタイムも関係なく、
気分もリラックス。
心拍もフルマラソンくらいで推移しているので、苦しさもあまり感じない。
半分を過ぎたころから少しだけペースを上げる。
3:50台を維持。意外といけるみたい。
その後も失速することなく、残り5Kくらいでさらにペースを上げて、
残り3Kくらいでまたまたペースを上げて‥といった感じで、結局、ビルドアップ
してゴール。
1:24:01(グロス)
無事1:25切り達成
ということで、1:25を切れればサブ3は可能という理論は実証されました。
なにより、自分がキロ3分台(50秒台でも一応3分台だから)という
タイムを織り交ぜてハーフを走り切ったことに驚き。
最近、全然スピード感を感じることが出来なくて、「これ以上速くならないのかな~」
と考えていただけに、「まだまだ捨てたもんじゃないなオレ」と希望を
与えてもらえたレースでした。