柴又100K~その①

柴又100Kに参加。

結果は9:06。

この季節としてはあえて報道されるほどの暑さであり
日よけのない川沿いを100K走るという、まったく気候に合わない
行為を半日も続けるというのは、体調を壊すことはあっても
健康な行為ではなかったと実感した1日でした。

参加前の予想(妄想?)および目標
ちょっぴり大胆な目標だったので、特に口にはしなかったが、
8:30狙いであった。
全く根拠がなかったわけではなく、昨年の「飛騨高山100K」では
9:17(だったかな?)で完走をしている。
当コースは起伏があり、ウルトラとしてはそこそこの難コースだと
思う。そんな条件でのタイムであったから、今回はそれよりもう少し速く
キロ5分で走り続けたとして8:20。
エイドでの補給時間などで10分ほど余裕を見て8:30
おまけに飛騨高山ではよいイメージでレースを終えることができたので
ウルトラは相性が良いに違いないっということで。
‥かなり楽観的なのではあるが

 レース前

前日仕事終わりで東京に向かい前泊。
睡眠時間4時間。少し短い。
3:00起床後、おにぎり2つ、蒸しパン1つ
会場に向かう。電車の中はそれとわかる人たちでイッパイ。
柴又駅前で初めて見た寅さんの銅像に興奮する
現在はわからないが、以前は必ずどこかで目にする機会があった「男はつらいよ」。
帝釈天に通じる商店街を歩き、さらに感動。
会場に到着し、ほとんど並ぶこともなく参加賞を受け取り、着替え。
すでに気温は25℃
49



 失敗その1
当日が真夏日になることは事前の予報等などでわかっていた。
その時点で、目標の修正を行えばよかったのだが、
疲れていない時は、ほぼよいことしか考えないような浅薄さは
今回も正されることがなく、気楽に8:30を狙うつもりでいた。

今回の装備
アークテリクスのノースリーブシャツ(フジUバージョン)
アークテリクスのランパン
パタゴニアのキャップ
ARTLAのインスティンクト1.5
ドライマックスのソックス
白熊の気持ち?冷却効果を促す首巻

メダリストのジェル7つ
塩熱タブレット9つ
ベスパハイパー4つ
胃薬1包

 スタート
長い距離のレースは比較的のんびりしたスタートで好ましい。
この日ものんびりしたスタート。
始めの入りはキロ5分ほど。それほど悪くはない。
しばらくはキロ4:50台~5:00台が続く‥が。

 失敗その2
タイムによる管理もあるのだろうけど、基本的には
心拍計によって自らを管理しながらレースを展開していく
つもりだった。
しかし、このところ心拍計の調子が思わしくなく、
この時も、体感は120くらいなのに、実際は160台を表示していた。
LT走レベルの数値を示しているようでは、やっぱりおかしいのでは?
という結論に至り、その後はほとんど無視してしまった。
だけど、完全に故障しているわけでもなく、正しく表示されていると思われる時も
あり、その時の心拍数はすでに130台後半‥
2週間ほど前に行った70Kのロング走では120台から入って、
しばらくその状態が続いていたから、この気候の中では
少し速過ぎたのかもしれない。
だけど、妄想が膨らみきっているアタマではそうした心配要因は
無視されることになる。そして結果的に自分を苦しめることにもなる。

続く