えちごくびき野ウルトラマラソン~③

 峠区間

30K過ぎてから峠区間に入る。
ここから、峠5つ分のアップダウンが始まる。
ここまでキロ5:20台。でもなんとなしに引っ張られた感もあり
5:00台まで上がったり。
それでも自重したほうだと思う。

なのに早くも足が重くなってきた
まだ1/3なのに‥なんだろうな?
体重増?走り込み不足?精神面の不安?

一応、トレランを主体に活動しているわけだし、
UTMBでは2時間弱上りっぱなし、という経験もした。
少しばかりのアップダウンがなんだ、と自分を鼓舞し、
(でも)無理せず上っていく

結果的には、思ったほど長いパートの上り下りはなく、それほどつらくはない
前後するランナーさんも、同じ顔触れになってきた。
特別ペースを変えることはしないが、徐々に前のランナーさんを抜いていくようになった。

エイドのおにぎりや笹団子は美味しい。でも日が高くなり気温が上昇してきたことと、
つらくはないといっても行程の半分ほどを過ぎて疲労を感じるようになってくると、
だんだん食欲がなくなってきた

この一連の流れは、今後超長距離のレースを行うにあたっての大きな課題となる、
というかなっている。
疲労を感じる⇒食欲なくす⇒体内のエネルギーが不足、息も上がる⇒リバース‥
なるべくしてなっている、と感じなくもないが、最早、自己暗示のレベルに達している
ような気もする。
つまり気持ちの問題も大きいのかな?、と。

とにかくカラダに正直に、ということでこれ以降のエイドではほぼコーラ2杯づつで
乗り切ることになった。