森町ロードレース~その②

レース

直後は皆とばすので、自然とペースが引っ張られてしまう。
始めの1Kは4分を切ってしまった
前半は4:05前後で行くつもりでいたため、これでは速すぎ。
スピードを落として、4:05前後をキープ。
気温は暑くもなく寒くもなく、よい感じ。
日差しは強いがサングラスをしているので、とくにまぶしさもない

序盤なせいか、キロ4分というペースにも問題なく対応している
3Kほど過ぎると街中を抜けて、登り基調のコースを進む。
タイムは4:10近くまで落ちるが、折り返し後の下りを考えれば問題ないと思う。

とにかく落ち着いて‥。
登りが長いな~、と感じながら走っていると、折り返してくる選手が現れ始めた。

中には知り合いもチラホラ。みんな速いな
折り返しのランナーを見ながら走っていると、ついつい自分のペースも上がってしまう。
これってマラソンあるあるじゃないだろうか?

やがて自分も折り返し
キロペースも3:50台に突入。

下りパートが終わっても、3:50台はキープできている。
疲労感もそれほどない。パスするランナーも出てきた。だけど、多くはない。
これまでの数少ないハーフマラソンでは、ホイホイ抜いていくパターンが多かったのだけれど、参加人数が少ないのか、レベルが高いのか‥。

1K毎に道路に表示がある。やはり20Kくらいだと「あと○Kでゴールだな~」という言葉を前向きに受け取ることができる。
ウルトラマラソンなどは「まだ○Kもある~」とネガティブにしか受け取れないものだけど。

残り5Kくらいになり、河原沿いを走り始めてきた頃から、息が上がり始める
脚は全然大丈夫。心肺が先に音を上げたか?

しかし、さらに息遣いの荒いランナーが後ろに迫る。
後ろからのプレッシャーには弱いので、なんとなく先を促すのだが、抜かしてくれない。
いっぱいいっぱいの状態なのか?風よけにされているのか?
選考するランナーを抜く際にも一緒についてくるから、風よけにされているのかも‥

案の定、残り1Kくらいの登り坂で、抜かされる。
あれだけの息遣いで抜かすのだから、心肺能力が高い若い人なのだろう。

しかし、こちらも普段、朝、真っ暗な中を走って頑張っている身
そのことを考えたら、あとちょっとくらい、信じられないくらいの力が出せる‥わけはない。
ありがちな光景として、「これまでのつらい練習に比べたら‥」などと自分を鼓舞して、さらなる高みを目指すところだが、根がドライにできているせいか、そうした言葉はさほど力にならない
なので、抜かされたら抜かされっぱなし。ハハ
まあ、それでも残り1Kは息を切らせてゴール。1:24:13

目標の1時間25分は、何とか達成
キロ4分ペースで20Kを走ったのだから、褒めてもよいんじゃないだろうか?
と思ったが、お知り合いの数々がボクより手前でゴールしている。
歳のせいか、と思いたいが、ほぼ同い年。軽い敗北感‥

ゴール後
お知り合いと談笑後、十分に甘酒をいただき、着替えて駅に向かう。
注意しなければならないが、電車は40~50分に一度くらいしかなく、随分と待たされる可能性がある。
それでも、お昼には終わって帰ることができるのだから、ハーフマラソンは手軽でよいな
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