5年ほど前から「きちんと走ろう」と
決めてから、割ときちんと走ってきた。
だからサブ3もできたし、100マイルも走れるようになった。
客観的に見れば40歳台後半でここまでの運動能力を
有している人はそれほど多くはないと思う。
(星の数ほどいるかもしれないが全同年代の数パーセントくらいだと思う)
だけど、しょせん趣味で走っている凡人のやること、
割ときちんと走っていても、強靭な精神力を有しているわけでもなく、
苦しいものはやっぱり苦しいし、心は折れる。
今までの自分の軌跡をみても、そこ(苦しい)を避けてきた跡が
ありありと残っている。
よって、ゼーハー的な苦しさを避けるために参加しない大会が
いくつかある。
登りメインなレース(富士登山競争、バーチカルなど)
5K、10Kなどのロードレース
自分の弱さを斟酌してくれない駅伝
個人的な意思のみで決められる、は参加表明しなければよいだけだが、
は少しだけ事情が異なる。
いやとて、参加表明しなければよいだけなのだが、
誘われるとイヤと言えない性格
少しだけ怖いもの見たさ
少しだけ連帯感に対するあこがれ
等の要素が混じり、不覚にも「富士宮駅伝」に2度も出てしまった。
まあ、それなりに楽しかったのだが、出走するまでの不安やプレッシャーはやはりあり、
決して気持ちの良いものではない。
そして今回「富士登山駅伝」に参加することが決まった。
”登山”と名前が付くように登りがあり、1区間、4~5Kの短い距離であり、駅伝‥
++の最強イベントなのである。
走る上において苦手なモノしかそろっていないこのレース。
さすがに断るべきだったのでは‥と本番を数日後に控えた今でも思っている。
しかし、お揃いのユニフォームも作ってしまった今(ルール上、富士登山駅伝は、
ユニフォームを統一することになっている)、「やっぱやめま~す」とは、
とても言えない。
そして、出てくるのはため息ばかり‥
大会のレベルを考えてみても、さすがに今回は厳しそう
せめて迷惑をかけない程度には頑張りたいが、
迷惑しかかけないような予感がする。たぶんその予感は当たっている。
仕事の都合や、メンバー情報を聞いたうえで、3区9区にしてもらった。
ロードパートになる。
4~6区は最近エアロビック走しかやっていない自分には心肺的な不安がある。
そして、心肺的な優劣は純粋に年齢に比例すると思う。なのでロード。
それでも厳しいことに変わりはないので‥どうしよう