防寒について~ベースレイヤーに引き続き”手袋編”
手、正確には指先なのだが、ウェア同様に手袋についても
いくつかの商品を試した。
しかし、まあまあ厚手の手袋をはめても、帰るころにはすっかり冷え切って、
指の感覚がない状態。
一時期はスキー用のグローブも考えたが、どう見ても、走る上においての
スマートさはみじんも感じられない。
朝ランを初めて長い間、最後まで解決しないこの問題に終止符を打つべく、
ボクは決断をした。
「見た目より温かさをとる!」
まあ”何を今さら‥”的な発想ではある。
しかし10年以上考えてきた結果だから、自分なりに重みのある決断だった。
一旦決断してしまうと、選択肢は無数にある。
スキー用グローブでもいいし、ダウン(あるいは中綿)入りのグローブでもよい、
温かさ一点に絞ったことにより、見た目もブランドのこだわりも消えた。
(というより消した)
極端なことを言えば100円均一に手袋でもOK。
どうせ真っ暗でわからないし、毎日洗う消耗品だから‥。
少しだけ考えた挙句、自宅近くの量販店で中がフリースの防寒グローブを
1000円で買ってきた。
早速はめてみたら、これまでの悩みが吹っ飛ぶほどの温かさ。
むしろ、蒸れて暑い。
なぜもっと早く買わなかったんだろう?
ただ見た目は悪い、かなり悪い。
客観的に「真っ暗なロードを(手だけ)ミッキーマウスが走っている」図だ。
だけど、そんなこだわりを無視することのできるほどの温かさ。
少しばかり難を言えば、気温5度を超えると、暑すぎる。
蒸れると手がかゆくなる。
ことだが、ここでもファイントラックが大活躍。
「パワーメッシュインナーグローブ」を装着することにより、かゆみも解消。
帰宅後も指先の感覚がある、というのは、少しだけ幸せを感じるのでした。
ちなみに、雑誌「ランナーズ」でたびたびお見かけした鈴木莉紗さんという方
(美人でめちゃくちゃ速い人)が、冬の早朝ランについてブログを書いていた。
本人曰く、これでもか!というくらい着こんでいるそうだが、
ハッキリ言って負けてはいない、というか部分的には勝って?いる気がする。
だから何なんだ?、なのだけれど‥。