富士宮駅伝

好むと好まざるとに関わらず参加してきた富士宮駅伝。
のっけから例外レースへの参加となりました これまで
これで3年連続の参加。
自分が最も不得意とする短距離走である上に、
前々回・前回と登り区間をまかされ(押し付けられ?)、
結果、総合順位において足を引っ張る形となってしまった。

今回は、メンバー内最年長という立場を生かし(利用し?)
下りの5区にしてもらった。
そうはいっても、苦手な短距離走であること、
駅伝という心理的限界を一段乗り越えなければならない競技
に参加しなければならないこと、に変わりはなく、
正直気が重い‥

 スタートまで
当日は快晴悪天候により中止、という可能性は消えた
早朝に他メンバーと乗り合わせ、一路富士宮へ。
受付を済ませた後、ATCstoreに向かう。
今回は、ATC&当チームのコラボ作戦。
両陣営のサポートの方々が一つにまとまって、ボクら2チームを面倒見てくれる

中継地点までクルマで送っていただき、リラックスムードで出番を待つ。
幸い、風はあまりなく、日差しが心地よい
サポートの方やATCチームと楽しく話をしているせいで、気もまぎれ、レース前のため息も
減ったみたい

しかし、時間が近づき、目の前でランナーたちのタスキがつながる姿を見ていると、
緊張~

そして、チームのゼッケンがアナウンスされ、いよいよスタート

 スタート
事前に見た高低図では、序盤の2Kはフラット&登りがあり、その後は下るのみ。
2Kまでを抑えめに入り、下りで飛ばすっ

まあ、そんな展開を望んでいたが、スタートすると、その場の雰囲気であるとか、
タスキを渡された時の緊張感とか、そんなこんなで突っ込んでしまうというのは
よくある話

案の定、最初の1Kを3:30くらいで走る
自分の能力を超えている‥はず
次の1Kはそれでも落ち着いて走る。でももう苦しい

2Kを過ぎたら、いよいよ下り
すでに飛ばしているので、とくにギアを上げるわけではない。
でも、下りなせいか、登りほどフラストレーションがたまらない感覚。
前回までの登り区間では抜かれる数の方が多かったが、今回は抜かれることなく、
何人か抜くことができた

7~8人は抜いたかな。最後に抜いたのは、どうやら中学生。
かわいい感じだが、そのかわいい中学生に過去2度とも抜き去られている

中学生は若いのはもちろん、カラダも軽い。
勝てないのは道理だが、何かしらやるせない敗北感が漂う‥。
しかし、今回はやりかえしてやった~(前回、この彼に抜かれたわけではないが‥)

下りが終わり、カーブを曲がると、中継地点が見えてきた。
すると、後ろから、先ほどの中学生にあっさり抜かれる

中継地点で人も多い。
見物客は、ボクが追いついたことを知らないから、若くかわいい学生さんが、
頑張って、大人を抜かした図、にしか見えてないだろうな~、
などと、くだらないことを考えながらタスキを渡した

とにもかくにもタスキは繋がり、安堵のひとこと。
とても苦しかった。走り終わった直後は、ノドが痛いし、しばらくは咳が止まらなかった。

でも充実感も大きい。結果、楽しかった、ということになるのだろうか?
その後、ATCstoreまで移動し、皆と健闘を称えあう。
ボクらのチームもATCチームも無事タスキがつながった
皆、力を出し切ったから、その場を取り巻く空気も心地よい。
多分、こういうことが、苦しさがありながらも続ける理由なのかな?

だからといって、これからも‥とはならないが