100マイルペーサーラン

人生初のぎっくり腰になり、丸々1週間、走ることができなかった
足指のはく離骨折時の時も走ることはできなかったが、足指に負担のかからないように筋トレのようなこともやって、動けないストレスを紛らわせたりもした。
だけど、すべての動作は腰に負担を強いるようで、何をしていても痛みを伴うため、週末も含めて、ただじっとしているしかない


おかげで、睡眠時間の確保と疲労抜きだけは十分すぎるほど行うことができた
そして痛みも徐々に治まり、走る分には問題がなさそうなところを見計らって、2~3Kくらいからゆっくりと走り始めている。
長時間座っていたり、前かがみになったときは少し痛みがあるが、走っている間は問題がなさそう。
そして来週は「チャレンジ富士五湖100K」がある。
今のところは参加予定なのだけれど、100Kという長丁場になれば、腰の具合がどうなるかわからない。少なくとも、悪いには違いない。途中で痛みが再発する可能性もあるし‥

そうした不安を解消すべく、少し長い距離を走ってみた。
折しも、エンデュランス系変態ラン友の〇井さんが、「(仮称)有度山100マイル」を行ったので、最後の30Kだけご一緒させてもらった。

「(仮称)有度山100マイル」とは‥
有度山(日本平)山頂を中心に八の字を描くような一周約30Kを5周するというもの。残りの10Kは自宅からの往復分。距離160K、累積標高約5000m。

夜の11:00過ぎに草薙球場に集合。ボク以外にも5周目をお付き合いするメンバー3名。4・5周目をお付き合いしたヒデさん。〇井さん本人の合計6名で5周目スタート。
深夜の山を徘徊する40代の集団‥日本平山頂に集う若者(走り屋さんや、夜桜を見に来たグループ)には随分と異様に映ったに違いない。
結果的にボクの腰は特に問題なく、〇井さんも無事に100マイル達成

腰はおおむね問題ない(少し痛みがあるけれど)。それよりも、走らなかった期間が災いして、体力が落ちているのを実感。「チャレンジ富士五湖」に対して、むしろスタミナが持つのかな?という新しい不安が発生した
以前、ベスパ斎藤さんの話で、「2週間くらい走らなくても、筋肉の減少は3%くらいなもので、それよりも休養を十分にとった方が、レースでのパフォーマンスは上がる」というものがあった。
おそらくその通りであろうけれど、40代後半の一般男性の場合、その落ち込みは3%くらいでは済まないのではないだろうか?
スタミナの衰えを前提として大会に参加するのは、モチベーションの面から考えるに、気が進まない。まあ、出るけど。
今自分が持っているパフォーマンスを十分に出し切ることで、しかしそのパフォーマンスは明らかに落ちている。そうした状況でも、満足感が得られるかどうか‥?
またもや(というか“常に”だが)ココロの葛藤が中心となりそうな「チャレンジ富士五湖」なのでした。

何はともあれ、〇井さん100マイル完走おめでと~