2022富士山麓トレイルラン

先々週の話ですが「富士山麓トレイルラン」のショートの部10kmに参加。
距離が短いのは精神的にも肉体的にも大の苦手なのですが、ケガもなく‥イヤ、少しあったけれど完走。

■ ナゼ出場したか?
以前から特定の友人間で行っていた「おしゃキャン(=おしゃれキャンプ、自称)」を西湖で行うことになった。
何かイベントごとと絡めた方が良いという主催者の「独断」‥じゃない、「発案」により「富士山麓トレイルラン」に参加することになった。個人的にはどうでもよかったが、ここでスカした態度をとって参加しないのも大人げない。自分からは決して出ようと思わないであろう距離の大会だし、ここはポジティブに、だけど月末に参加予定のフルマラソンのことも考えつつ「ショートの部」にエントリーした次第。

■ スタート前
河口湖からちょっと上った羽根子山からのウェーブスタート。足和田山まで3kmほど登り、その後は西湖までの下りというコース。
ショートの部は世界選手権選考レースということらしく、最初にスタートするメンバーには、上田瑠偉さんや川崎雄哉さんなど「その脚と心肺機能を売ってくれ~」とお願いしたい面々が複数。彼らはボクらより先にスタートする。
彼らを別にすればフルマラソン等の申告タイム順により、ボクの場合最初のウェーブグループからスタートできる。周囲も速そうな人たちが多い。
しかし、この大会の特徴なのか、普段トレイルランをやっていない人たちが多いような気がする。
ランニングショップでしか売っていないような変わった?ザックを背負っている人や、“サロモン”という単語が初耳っぽい会話をしている人、そこら辺の量販店で買ってきたようなプーマ(ニューバランスだったか?)のウェアを着た高校生っぽい子など。
経験の差が少しでも自分に有利に働けばい~な~。

■ 展望
とにかく、登りの3kmさえ我慢すれば、下りは惰性で行けるハズ。
3kmくらいならゼーハーも耐えられるハズ。
いくら年配者でもそれほど差はつかないハズ。
でも、苦しさに耐えきれなかったら、「オプションB」のファンランに切り替える予定。

■ スタート~足和田山山頂
最初は当然ガチャガチャ集団走。一旦下りになるので前に出ようとしてみた。
トレイルは細く踏み固められているので、滑るんだなコレが。
滑って肘をついて擦りむいた‥。まぁ、でも構っちゃいられない。すぐ走り出す。
その後はひたすら登りが続くからすぐにゼーハー。メチャ苦しい。
基本走るようにはしていたが、木段はさすがに歩かざるを得ない。
その横をサーッと走り抜けるプーマの若者。速いわ~。親子ほど歳が違うんじゃ太刀打ちできない。
まぁ、普段ゼーハーするのを避けている自分のせいでもあるのだけれど。
苦しい時って、何でこんなに時間のたつのが遅いんでしょうね?
いつか山頂にたどり着くことを願いつつ、何も考えないように努めます。

■ 足和田山山頂~ゴール
ゼーハーしすぎてノドが枯れてきた頃、ようやく山頂に到着。
よしよし、ここからは心肺も楽になるぞっ、と思っていたけれど、ちゃんと走った場合下りもそれなりにゼーハーすることを発見。
残り7kmもゼーハーしなければならないと分かり絶望する。

トレイルは道の真ん中が削れていて走りにくいので脇の削れていない部分に足を置かざるを得ない。
これがまた滑るんだよな~。走りにくいっす。
オマケに先行しているロングの部の方々を抜きながら、ということになるので余計に走りにくい。
オマケにロングの部の方々を抜きながら「スミマセ~ン、通りま~す」と声を掛けることになる。
だからオマケにゼーハーが余分に増えて苦しい。

お互いケガをしないように、だけどそれなりに頑張って走る。
意外にも山頂からはショートの部のランナーにはほとんどすれ違わなかった。2名くらいかな。

■ ゴール後
 タイムは1:04くらい。順位は11/245。頑張った、オレ。
送迎バスに乗ってスタート地点まで戻ったら、今回のおしゃキャンに参加するメンバーがゴールしていた。
優勝を含め入賞者3名‥。スゲーね。素直に羨ましいわ。
 まぁ、とにかく自分なりに一所懸命走りました。「オプションB」のファンランも考えていたけれど、スタートしちゃうと何だかんだでそれなりに頑張ってしまうのは習性か?
 おかげで、その後のおしゃキャンも楽しいものになりました。