おんたけウルトラトレイル100K~その2

 第二関門~第三関門

第二関門までアップダウンが続きます。
すっかり速度が落ちるし、基本一人が多いので、
気持ちの持って行き場がなく淡々と進みます。
天気がよいと新緑もまぶしく、湖沿いは
美しいはず。
ですが、天気は悪いし、脚が疲れていて、
ろくろくまわりなんか見ちゃいません
たまに聞こえるのは増水した川の音と、
カッコウの鳴き声。

第二関門まであと少しというころ、
早くエイドつかないかな~と思いながら
走っていたら、なにやらガヤガヤした気配が
やった~エイドだ~
かと思ったらカッコウの鳴き声でした。オレのアホー

やっと第二関門に到着。
食べ物はバナナ、パワーバー、おむすびなどがありました。
バナナだけいただきます。
デポしてあった、残りのジェルを受け取り、
ジャケット(雨はまだ続きそうだったが、気温も上がってくるし着ないと判断)、
ライトなどを置いて行きました。
しばらく休んでいたかったのですが、意外にも後続が次々ときて次々と
出発していくので、結局5分くらいで、追いたてられるように出発。

ここからは最高高度まで上がっていきます。昨年ずいぶん大変な思いをしていたので、
心の準備は出来ています。ただ脚はすでに終わっています
足元は常に悪いので、転んだり捻挫しないように下を見ていることが多いのですが、
目を上げると、良くも悪くも見通しがよく、遠~くまで自分の進むであろう上り坂が
見えたりなんかします。

はっきりいって見たくなかった‥。

最高高度まで上がると、今度はうんざりするほど長い下り。
脚をつくたび痛いので、スピードを落としがち。
だけど、どうせ痛いし、ここでスピード出さなきゃいつ出せる?
だから(なるべく)我慢して走ります。

下りも疲れた。早く終われ~。と思い始めたころ第三関門到着。

 第三関門~ゴール

第三関門にはソーメン、トマト、バナナ?があります。
ソーメンをいただきました。
あえてなのでしょうけれど、しょっぱい。でも、おいしい
ソーメン食べていざ出発。のぼりは最早歩いたほうが速いんじゃないか?
というくらい遅い走り‥。
それゆえ、バンバン抜かれます
のぼりの途中でガーミン見たら、キロ10分
さすがに腹が立って「もう歩いたろか?」と思いましたが、
今回の目標”自分に負けない”と、
歩いても走っても100キロなら1分でも早く楽になりたいと思って、
なんとか走ります。

下りはこれまた長く、早く終われ~。とさらに念じつつ、最終小エイドに到着。
この直前に(多分)女性1位に抜かれました。なんか、これも去年と同じ展開‥。
小エイドで残りの距離を聞いたら6.5Kとのこと。
あれ?意外と少ない。少々のアップダウンと軽いのぼりの入った約5Kのロード。
後半は随分としょっぱいレース展開をしてしまったが、
最後くらい”もう走れませ~ん”というくらい追い込もうっ!

ロードを突っ走り?ます。一応、息も絶え絶えになるくらい走って、
ゴール11:18。
(ちなみに女性第一位には勝てたようです^^v)
コースが変わって距離が短くなったこと、天候不良により気温が上がらなかったことを
考えると、実際は昨年より若干速いくらいだったのかな?正直がっかり。

でも終わった

さらに続く