IZU TRAIL JOURNY~爆風トレイル②

◆ スタート~黄金坂
スタート地点は松崎新港という港なので、寒風吹きすさぶ中、長時間待つのは嫌だったけれど、幸いにも風はそれほど強くなかった。
開会式が始まり、レジェンド鏑さまが盛り上げようとしていますが、暗いし、眠いし、寒いしで、努めて盛り上がれなかった。
なんでも、シリーズ戦になったり、副賞が外国レースへの招待だったりで、上位を狙う参加者はとても豪華らしい。
まぁ、関係ないけど。

スタート直後から、農道を駆け上がる。静止状態からいきなりの登りは心身ともにきつい。足裏が熱くなってきて痛い。
けれど、みんなガンガン上がっていく。疲れないのかな?

数キロ走ってトレイルに突入。

★ 今回の展望
気分は乗っていない。こういう時は大体ロクな結果にならない。でも気のせいかもしれないから、取り敢えず頑張る。


年齢は徐々に上がっているが、経験も積んでいる。特に根拠はないが、登りも少しは強くなっているとの見立て。
基本的に、過去の記録を見返すことなどないので、ゴール時間以外は覚えていないのだけれど(ゴール時間もざっくり)、宝蔵院までの時間は例年1時間かからないくらいだ、というのは覚えている。
だから、宝蔵院までの時間如何で、その後の展開が決まってくると思われる。

昨年は、なんとなく余力を残して終わってしまった印象があるので、今回は少しだけ頑張ってみる。後が長いから、あくまでも少しだけ。
結果、ピッタリ1時間‥。遅くなってるじゃん!?

早くも不穏な空気。我に返ってみると、大腿四頭筋に張りが出てきた。こんな序盤で出てくるもんかな?おかしいな?いやいや気のせいでしょ?
その後、下り基調の林道を黄金橋まで走る。ここは例年順調に飛ばす。今回も同様な感じで走るが、いつもより疲れている‥。いやいや気のせいでしょ?前年もこんな感じだったよ‥きっと‥。
途中で知り合いとあってお話しする。途中で、エンデュランス友の〇井さんが鼻血を出して止まっていたとのこと!?
何人か止まっているのを見かけたけれど、あまり視力がよくないのと、みんなシェルを脱いだり補給をしたりしている人たちだと思っていたので気が付かなかった。何かに興奮したのかな?

◆ 黄金橋~仁科峠
黄金橋に到着して、補給してすぐに出発。数キロの林道を登る。
気のせいだった疲れは、気のせいじゃなくて、やっぱり例年より疲れているみたい。しかもハムスト、ふくらはぎという、登ったり走ったりにとても大事な部分。ウソでしょ~。まだ長いよ?走れるのオレ?

林道を登った後は、このレースに出続けている理由となっている、走りやす~いトレイルを走るのだけれど、これが全然スピードに乗れない‥。の割に疲れる。水分摂取は少ないけれど、寒くて汗もかいてないし、補給はちゃんととっているし、疲労抜きは‥わからないけど。こんなに疲れるかね?

それでも、スタッフには知り合いがたくさんいて、気分だけは維持できている。
抜くことも多いけれど、抜かれることも多々あり、これまでの展開とは違うな~と感じながら、仁科峠に到着。