ふたたびMAMM試走

週末ふたたび、MAMMの試走に行ってきた。
テープ付けも終わり、細かな修正箇所もあるけれど、
概ね、コースは出来上がった印象。
とは言っても、翌日他の方が、走行の邪魔になる木々の撤去や、
一部トレイルの地ならしなどをやってくれたようだ。

 ボクは気が利かない、配慮が足りない、
想像力が貧困、あまり深くものを考えないetc‥
つまり走るときも、なんとな~く走っている
そういった人間性に加えて、といってもすでに十分品格の無い人間が
出来上がっているが、何らかのトラブルなりを
抱えたとき、その責任は自分に帰属すると、比較的強めに思っているので、
与えられた状況を、考えなしに受け入れてしまう傾向がある。
時として、そうした傾向がもたらした状況に、嫌気がさしたり、
自己嫌悪に陥ったりするが、いまだ直らないところを見ると、
それは不治の病なのかもしれない。

早朝6時過ぎに、S井さんと、不動の滝キャンプ場をスタート。
頑張れば走れるが、頑張りすぎると後がつらい急こう配の林道を走る。
S井さんは、ここのところすっかり脚力がついてしまい、追いつけない
せめて姿が見えなくなるほど離されないようについていく
ある程度登ったところで、朝日も昇る。紅葉しかけた山肌に陽の光が当たり、
気持ちも晴れやかになる。天気は快晴。今日が大会本番だったら良かったのに。

5K弱ほど、林道を登り、直登の山肌に取り付く。もし雨が降ったら滑りやすく、
登るのにも帰りの下りでも難儀するかもしれない。

しかし、その区間は短く、またすぐに林道へと入る。
ここからは下り勾配の走れる林道で、「マウンテンマラソン」を十分に享受できることだろう。
しばらく、林道を走り10K地点で無双連山の登りに突入
500mくらいUPするのだが、これが中々つらい
ここまでいいペースで走ってくるだろうから、なおさら大変かもしれない。
何度か登り切ったと感じても、もうちょっと登るので騙されないように

登り切ると、しばらく気持ちの良い下りトレイル
途中「犬戻り」という両側が切り立ったシングルトラックがある。
注意が必要だ。調子に乗って走り、つまづいたりしたら‥

その後、再び林道、短いトレイルを過ぎて、さらに林道、そしてトレイル。
この辺りは、下り基調なので気持ちよく走る
S井さんと二人で「こりゃ、永遠に走っていられるかも」と話しながら走る。

林道からアスファルト道に出て、さらに山道に入る。
ここの下りは、新しく作った下り(なのかな?)。
急こう配で走って下るにはちょっと危険
注意しながら走るのがよい。
その後、千頭の町に下りて、ハーフが終了。
フルは基本的にこれを戻る‥。なかなか大変なコースだと思う。
まあランナー特有のMっ気を刺激するには最適なコースだが

時間の都合もあり、帰りはロードで不動の滝キャンプ場まで戻る。
地味にこれが大変だった

帰宅途中で「川根温泉」でお風呂に入る
こちらの露天風呂からは、橋を渡るSL列車が見られることで有名な温泉だ。
ボク達は12時半にやってくるSL列車を見た。
ボクらを含めた大勢のオッサンが全裸でSLを見ている図は‥
気持ちのいいものじゃないな

おそらく大会当日は、コース上のどこかで汽笛の音が聞こえるかもしれない。
それも今大会の特徴の一つとなるかもしれない。
気温は下がるだろうが、紅葉がきれいな走りごたえの大会となるだろう。
大勢の人が、時間をかけて作りあげた大会。
その多くは、友人たちだし、友人になった人だ。
(ボクは”お手伝い”程度もできなかったが)
是非、成功してほしいと願います。
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