日本平逆走100マイル(10summits)~その②

◆ 5周目
風雨にさらされ、すっかり会話の減った3人がようやく4周目を終えたところで、〇井さん、登場。
まさか、この雨の中を付き合ってくれると思っていなかったので、素直にうれしい。
〇井さんを含めて4名で改めて協議。

◆ 協議中‥
雨はますますひどくなってくる。個人的には、「日も上がり暖かくなってくるし、”濡れる”という不快感さえ乗り切れば、イケる」とは思うが、その不快感がうんざりするほどヒドイ。イケるとは思うが、行きたくない。

あと、いくら低山とはいえ、激しい雨の中に、突入していくのは一般的な判断としてどおなの?という思いもある。
逡巡しているところへ〇井さんが、「日本平をロード沿いに周回すればいいんじゃない?」というナイスなアイデアを出してくれた。

みんな、そのナイスな代替え案に乗ることにする。幸い、再出発すると雨が上がり、大変は大変だったけれど、無事100マイル達成♪

その後は、温泉施設で汗を流して、ウトウトしながら打上げ。
さすがに今回は、ダメだと思ったけれど、何とか完走することが出来た。
今のところ、月例100マイル完走率100%。
完走にこだわるわけではない。こだわるあまり、危険をやり過ごすことがあっては、好ましくない結果にだってなりうる。
だけど、ダメだと思っていた、ある点を乗り越えたことは「オレ(と、みんな)、ヨクヤッタ」ともいえる。

◆ 反省
・ 「4月の低山だし、しっかり雨具も持ったから、さして寒くもないだろ」とタカをくくっていた。実際は、ゴアはびしょ濡れ、寒かった。
・ 「荷物がかさばる⇒多くなる・重くなる⇒ザックパンパンになる⇒出し入れが面倒⇒だから荷物少なくする」という面倒くさがりの性格を何とかしないと。

”濡れる”って思った以上に体を冷やすし、ひどく不快だし、気持ちは暗くなるし‥。

なので、着替え、防寒着等を持つことは状況により当たり前だけれど、それよりなにより「いつも、サラサラ気分を味わえる」
ファイントラック スキンメッシュ(長袖とタイツ)
を持つことにしよう。
これがあれば、寒さ・濡れ戻りによる冷え・不快さを軽減できる。
荷物もそれほど多くなるわけじゃないし、軽くなるし。(って、こういう考えがダメだっての)

長時間行動する100マイル走は、それなりの備えをしなければならないなぁ。
それなりの備えをするならば荷物が多くなるなぁ。
荷物が多くなるなら、それなりの容量のザックが必要だなぁ。
ザック欲しいなぁ。

と、結局ザックが欲しい、という結論に達するのでした。