冬の装い ~ウィンドシェル~

寒い冬の朝ランが苦手です。得意な人がいるかどうかは分かりませんが、おそらく97%くらいの人は苦手じゃないかな。

(ウチの近所で気温2℃なのに長袖ランシャツ+半パンで走っている人を見かけますが、大会本番当日並みのモチベーションが必要なので、ボクには無理です。)

雪も降らない静岡で何ぬかしとんねん、とのそしりもありましょうが、寒いものは寒い。

この季節をクリアすることがボクのランニング生活を継続するための大きな壁の一つでした。

寒い中でも特に嫌なものとしては‥

⦿ 末端冷え性なのか、手袋をしても最終的に指の感覚がなくなる。

⦿ 出がけの寒さに備えて厚着をするがやがて汗をかく。その汗が冷たいのと火照ったカラダの寒暖差が不快。

暑くて冷たいってなんだ?って話です。

 

現在のウェアは

上:ネックウォーマー+メリノウール長袖+Patagoniaのフーディニ

下:タイツ(気温5℃以下)+ティトンブロスのウィンドリバーパンツ

まぁ、どれも試行錯誤の結果たどり着いた装いなので、基本的に問題はないのですが、Patagoniaのフーディニに関しては状況により、その扱いに困ったりします。

 

ココロの声 ➔ 暑くなってきたから脱ぎたいな~。でも脱いだら寒いな~。迷っていたら汗かいてきたな~。汗が冷えて冷たいな~。でもカラダは暑いな~。脱ごうかな~。どうしようかな~。

 

それはそれとして、昨年、「Patagonia メンズ・エアシェッド・プロ・プルオーバー」を購入しました。

ATCStore店長激推し(だったような)の商品。

腕と、首回りがPatagoniaのキャプリーン素材、胴体部分がウィンドシェル素材のハイブリット構造。

適当に暖かくて、カラダにこもった暑さも逃がしてくれるという優れモノということでした。

 

ボクはそーゆー「一粒で二度おいしい」的なモノが好きです。

 

ただ、真冬に着るには若干薄い気がして、あまり着ていなかったんですよね。

そんなこんなで、こないだ同商品を着ている方のレビューを見たら、「以前はフーディニを着ていたが、エアシェッドプロの着心地が良くて、こればっかりになった」との記事を読みました。

試しに、朝ランに使ってみたら、思ったほど寒さは感じない。

しばらくして暑くなってくるものの、シェル内に熱がこもる感覚もない。

その後も、フーディニのような寒暖差は感じませんでした。

さすがに汗はかくのですが、腕や首周りから適度に放熱しているようだし、本当に暑くなったら首元のジップをあけるか、ダブルジップで胸部分を開けるかすればいい。それもフーディニのような暑い寒いみたいな感覚はありません。

 

暖かくなってきたら、インナーの長袖を半袖にしたり、ファイントラックのような薄手にすれば、長袖ランシャツのような使い方も出来そう。

 

長袖ランシャツって、クルーネックの場合、首が寒いんですよね。エアシェッドプロならジップを上げれば首元まで生地がくるから、その問題もクリア。

 

ひょっとして、本当にすごいウェアかも。