島田フォトロゲイニング~その③

110ポイント~ゴール

途中から東海自然歩道に入り、茶畑を登り進める。
登りでありながらも、茶畑あり、林間を進む区間ありで、
中々よろしきコース。
雨が降っていなかったら、さぞかし楽しいことであるが、
高度を増すごとに気温も下がる
ようやく110ポイントに到着し、ここで作戦タイム。

到着したはいいが、ここまでに規程タイムの半分以上
2時間45分が経過している。
このまま突き進んで高得点を狙うというロマンもあるが、
PM3:00までにゴールに戻らないと1分間につき50(100?)ポイントの
ペナルティがあるらしい。
せっかくロマンを追い求めても10分も遅刻したらすべてパー
ならばここは現実的に、山を下りて、安全に低ポイントを拾うべき、
という結論に達し、山を降りることに。

下りる途中、2~3組のチームに出会う。
皆、欲に目がくらんだ‥いやロマンを追い求めるチームなのだ
もと来た道を戻るということは、その区間にポイント個所は存在せず、
それはつまり、とても無駄ということになるのだが、
まあ仕方がない。
あとは時間まであっちこっち動きまくり、出来るだけポイントをゲット。
ゆっくり走ったとはいえ、とくに休むことも無く、約30K強を走った。
ゴール後、島田汁とおにぎりをいただき、着替えてアラジンTR部の
方々としばし談笑しつつ、結果を待つ。

初心者であるからして、決してよいコース取りでもなかったのは承知しているが、
なんといっても110ポイント地点を制覇し、そこそこ生真面目に走っていたわけだから、
入賞などとは言わないが、それなりの順位にはおさまるはず
そして張りだされた順位を見てみると‥。

あれっ?すごい下の方じゃん
お知り合いの他チームとポイント数を見比べると‥全然低いじゃん
しかもゲットしたポイント地点の数が‥どのチームよりも少ないじゃん
なんのことはなく、110ポイントはなんの足しにもなっておらず、むしろ
足かせとなっていたのであった。

その後、他チームのルートを聞いてみると、渡渉したり、藪こぎしたりと
かなりサバイバルでなおかつ直線的にコース取りをしていた。
走った距離もボクらより全然多い
競技中は考えるともなく、既存の道を進めばよいと考えていたのであったが、
大分甘かったようだ。

やっぱりテロテロ走っているようではだめなのである。
せめてもの救いは参加賞Tシャツのデザインが思いのほかプリティーだった、
ということだけだった。

※ちなみに110ポイントより先のコースを進んだのは、
男子ペア1位の柳下さんチームと、2位のヤマケンさんチームだけだったそう。
やっぱロマンを求めるなら、ペナルティ覚悟の大穴ルート(ボクらにとっては)
を進むべきだったか。