Orcas Island 100 ~スタートまで

Orcas Island 100に参加しました。
自身初のアメリカ進出です。
若~い頃、アメリカって憧れていたんだよね~。
聞いてた音楽は、ブルース・スプリングスティーンとかジャーニーとか、カーズとか洋楽だったし(ムリヤリ感‥)。
今回は一人ではなく、いつも長距離走企画でご一緒する〇井さん、〇山さんとの3人旅。
到着した翌日にスタートし、大会終了日の翌日に帰国するという、ハードスケジュール。

◆ Orcas Island 100について
ワシントン州にある島で、シアトルからクルマで2時間近く、フェリーで30分くらいのところにあります。
今の時期は雨期らしく、緯度は北海道より上なのだけれど、海流の関係などでそれほど寒くはならないようです(とは言っても寒い)。
Moran Parkという州立公園がスタートゴールで40キロのループを4周する、距離160キロ、累積標高8000メートル以上の、中々ハードなレースです。
(だから、今回は大丈夫かなぁ?という気がする)
制限時間は36時間。
今回が第3回と歴史は浅くて、過去には井原さんや西城さんなど日本のトップランナーが参加していますね。

◆ スタートまで
シアトルまで飛行機。空港でレンタカーを借り、いざ出発。(今回のために国際免許を取得)
アメリカは右側通行なので、日本と反対。ものすごくドキドキしながら運転する。
クルマを取り巻く全体の動きが違うので、予期しない側からクルマが来たり、左折時の矢印信号が日本と違ったり。でもほとんど高速道路での移動なので、高速道路に乗るまでと、降りてからだけ気を付ければ大丈夫。(まぁ、ちょっとだけ間違えちゃったけど)
フェリーに乗って、オーカス島に向かう。
船内で、やはりオーカス島に向かう藤岡さんご夫妻、西城さんに遭遇する。
西城さんはパタゴニア所属のランナーで、信越五岳の入賞常連者。藤岡さんはアメリカ在住で、HURT100(ハワイで行われるムチャクチャハードな100マイルレース)などで入賞するくらいのランナー。先週行われたオーカス島の50キロレースで3連覇したそう。なので今回はボランティアでの参加です。
そんな方々に、いろいろレースの情報を聞きながらオーカス島に向かう。
フェリーから降りてさらにクルマに乗ってモランパークに到着。

モランパークには宿泊施設があって、キャンプもできたりする。そこの管理棟が受付場所。
受付を済ませて、宿泊予定のロッジに荷物を置いて、パスタパティーを兼ねたブリーフィングに参加した。

スタパティー。右の黒いのはチョコレートケーキ。ムチャクチャ甘い。


参加賞Tシャツが配られていたけれど、驚いたことに、古着にレースのデザインを転写したものが参加賞。だから色も形もデザインも全部違う。その中から自分の好みのモノを持って行って、というスタイルなのだ。

自分もいろいろ見た中で、長袖ジップのシャツをチョイスした。もともと胸にロゴマークがついていたから、レース用プリントと少しかぶっている‥。
パスタを食べた後は、ロッジに戻り、準備をして就寝。6人くらいの部屋だったけれど、さいわい、いびき歯ぎしりのひどい人はおらず、無事に寝られた。(しかし、この部屋だけ、シャワーが壊れていた)
※ 中にはイビキのひどい人もいるらしくて、事前のメールには耳栓持ってきて、という文言もあった</span>

翌日の8時にスタートなので、それまでに準備をして、管理等に集まる。
みんな割合とのんびりした雰囲気で、レース特有の緊張感みたいなものは無い。
こういうの好きだな~。

8時スタートなのに、直前までみんな管理棟にいる。スタート3分くらい前になってようやく管理棟を出てスタート地点に並んだ。そして、何となくスタート。