日本平100マイル(10summits)~その①

今年1年間、「月例100マイル」なるものを行っている。
“100マイル”だけに、こだわっているのは、
・ 走行距離が100マイル=160Kあるということ(前後数キロの誤差なら許容範囲内)

1月「伊良湖岬100マイル」
2月「Orcas Island 100」
3月「日本平100マイル」(正式には「10summits」というらしい)

「10summits」は、前年、100マイル友達の〇井さんが行った、日本平山頂を交点としたザクッと8の字を描くコース1ラウンド32Kmを5周=160Kmする100マイル走。1周で二度、日本平山頂に登るから、2度×5周=10summitsとなるらしい。

今年は4人+途中の応援数名で行うことになった。

4人とは‥
「月例100マイル」実施中の、ボク・〇井さん・〇山さん(女性)。そして前年末の100マイル企画に参加した〇原さん(女性)の4人。
〇原さんは女性といっても、トレランレースではトップを争う女性でボクらよりスピードもスタミナも根性もあるので、そういう意味では女性ではない。いや、いい意味で‥。

しかし、あえて好材料?を挙げるとすれば。
“〇原さん、1週間前にフルマラソンに参加している。しかもサブスリー!”
いくら、彼女の実力がすごいといっても、フルマラソン開け1週間でダメージが抜けるはずがないっ!
そもそも、フル1週間後で100マイル企画に参加することが、普通じゃないっ!
そして、驚いたことに、この翌週には「新城トレイル」に参加するらしいっ!(やっぱりおかしい)
いや、いい意味で!ですよ。もちろん‥。

故障しなければいいけど‥。と心配しながら草薙競技場をスタートします。
天気はあいにくの曇天。だけど、週明けは雨予報ということを考えれば、降らないだけありがたい。
しかし、寒い‥。Orcas Islandでは、終始(特に夜間)寒くて、夜更けなどは-5℃くらいじゃなかったかなと思う。
あの時に比べれば、やがて春を迎える静岡なんぞ、常夏だわ、などと油断しきって臨んだ自分が悪かった。
あろうことか、防寒着は、ウィンドシェルと、長いパンツを持ってきただけ‥。
それ以外の防寒着や雨具すらも持ってこないという体たらく。
結果的に、日中は気温が上がらず、夜はさらに寒く。深く反省した今回でした。

◆ 1周目
とにかく4人+1名でスタート。
この1名が中々でして‥。〇本さんという、前年のkoumi100マイル2位という‥。
〇原さんといい、こういうスゴイ人たちと走れるというのは、貴重な体験ではあるのだけれど、素直について行ってしまうと、えらい目に会います。

もちろん優しい方々なので、ペースは落としてくれるんですけどね。そのペースがフツーに速いという‥。

おかげで、予定より1時間以上早く1周目が終了。
〇本さんは1周でお別れ(来週「新城ダブル」があるらしい。スゴっ!)
ゆっくりとはいえ良いペースで走られていた。元来が山やさんらしく、あまりランニングに特化した練習はしていないそうだが、それでも速い。長年、山で培った強さがあるのだろう。

のぼりを走る姿は、とても軽々としていて、腰の位置が高い。登りで疲労がたまってくると、どうしても腰が落ちてくるのだけれど、彼はそんなことなかったな。体幹が強いのだろう。

あんなスマートな走り方をしたいな~とあこがれながら、ついついハイペースで走ってしまった。

ちなみに1周目終盤で、お友達の〇っこさんが、勤務中にもかかわらず(お昼休み)、差し入れのイチゴを持ってきてくれた♪
期せずして、我らも「もぐもぐタイム」を行うことになり、テンションが上がった。