日本平100マイル(10summits)~その②

◆ 2周目、3周目
周回なので、時間の変化以外はとくに変わった展開はない。
1周目が終わり、草薙球場に帰ってくると、オープン戦が始まろうとしていた(楽天×広島)。
2周目が終わって、草薙球場に帰ってくると、オープン戦が終わっていた。

3周目からは、いよいよ暗くなり、夜間走となる。
宵の口は、思いのほか寒くはない。3周目の半分でちょうど50マイル。コンビニで長々と休んでいたら、ヒデさん登場。仕事が終わった後、駆けつけてくれた。その後も一緒に走ってくれるらしい。
100マイル企画は行動時間が長いだけに、中だるみの時間帯がどうしてもあるのだけれど、新しい人が入ってくれたりして環境が変化すると、気分も変わって、楽しくなるから不思議なモノ。

その後、日本平山頂に行くと、〇間さんと落ち合って、さらに途中で〇っちさんとも落ち合って(なぜか〇っちさんは、その後逆走)、暗くなってきてから人が多くなり、かえってにぎやかになった。

ペースはというと、まぁまぁのハイペースにもかかわらず、そのままの状態を維持している。
・ 先週フルを走ったのに、全くダメージを感じさせない〇原さん、まだまだフレッシュなヒデさん、なぜか元気な〇ッチーがペースを落とさない。

ボクはといえば、用意していた粉飴が少なかったのに加え、粉飴を入れたペットボトルから粉飴が漏れていたので、ほとんど食さずに廃棄してしまった。その後は、意識的に固形食を摂取することに努めていた。
しかし、消化吸収力が弱っているから、あまり力になっている感覚はない、おなかがゴロゴロした感覚で、不快、などで、結構つらい。
〇井さんとも、「ハイペースじゃね?」などと、後ろの方でひそひそ話してはいたのだが‥。
しかし、前述の元気な3人は、「ハイペースじゃね?」という、こちらが発する空気を、全く感じないまま突き進む。結果、〇間さんが根を上げて、4周目が終わったところでDNFとなりました。
完璧な深夜帯なのですが、無事に帰ることができたか心配です。(翌週の土曜日に、無事を確認しました)

◆   5周目
ここからは、〇田くん、謎の逆走をしていた〇っちさんも合流し、にぎやかに最終周を迎えた。
最後の周回だというのにあまりペースは落ちず、どんどん進んでいく。まぁ、ひどく寒いし、ここまで来たら早く終わりたいので、ボクとしては、むしろありがたい。
途中からは夜が明けて、気持ちも少し持ち直した。皆も同じ心理かはわからないが、最後日本平山頂へと続く4キロほどの登りは全員、一気に駆け上がっていった。
ボクはサッカー場のトイレに立ち寄って、コースに戻ったら、誰もいない‥。走り通しに走ったけれど、山頂までに追いつけたのは〇ッチーだけだったから、みんな走っていたはずだし、聞くところによると〇原さんはヒデさんとバトルを繰り広げていたそうだ。
トップアスリートの行動量とその強さは理解不能

とにかく、山頂まで登り切り、その後順調に下ってゴール。26時間くらいかかったかな。
思っていた以上に順調だった。

◆  ゴール後
東静岡駅近くの温泉施設で汗を流し、そのまま打上げ。
途中眠くて仕方がなかったけれど、「月例100マイル」はこれも含めてのエンデュランス企画なので、ゴール後も気合を入れて挑まないと乗り切れない。

楽しいは楽しいのだけれど、こちら方面では100マイル走より強い〇ッチーが元気すぎて、落ちこぼれることもしばしば‥。

〇原さん、〇ッチー。女性の底知れぬパワーに、ある種の敗北感を味わった今回でした。
※ちなみに〇原さん。翌週の「新城トレイル」ではきちんと入賞していました。やっぱり底知れぬ。